2017年10月28日から一般公開がスタートする「第45回東京モーターショー」。世界最大規模の自動車の祭典に、期待しているモーターファンも多いはず。一般公開に先駆けて行われたプレスデーに参加してみると、各社趣向を凝らして、自社の強みをアピールしていた。
その会場内にあるスズキ株式会社のブースに行ってみたら、バイクの走行シミュレーターがあるじゃないか! なんかカッコイイ!! と思って体験してみたところ……これが意外とシュールだった。
・今回のスズキ
スズキについては、今回の東京モーターショーで新型ジムニーの発表をするのではないかと予想されていた。だが、ジムニーの発表はなく、その代わりに同社の4WD車の流れを汲む未来のコンパクトSUV「e-SURVIVOR(イーサバイバー)」が参考出展されていた。
そのフォルムはジムニーの流れを踏襲しており、最新の技術を駆使しているのに懐かしさを感じる。アナログとデジタルが同居している印象だ。これが今後、どう展開するのか気になるところである。
・ヒットの予感がするクロスビー
そのほか気になったのは、「XBEE(クロスビー)」。スズキは軽自動車の市場において、「ハスラー」で大成功を収めている。その経験を生かし、このクロスビーを作り上げたそうだ。
見た目は可愛らしく、なおかつカッコいい。これはハスラーにつぐヒット車両になる予感だ。
・バイクのシミュレーター
スズキは車だけではない。MotoGPにチームスズキを持っている。そのチームスズキで採用されている「GSX-RR」が、ブースの端に鎮座しているではないか! これ、ひょっとして乗れるの? よく見ると、車体の目の前にサーキットを映した巨大スクリーン。これは乗車体験できるシミュレーターだ。
取材に同行したブッチさん(ビッグウェーブさん)が乗ってみたら、なかなか様になっている。ギュンギュンにサーキットを走る姿が見られそう。だがしかし!
実際は映像に合わせて車体が右を向いたり、左を向いたりするだけだった。昔、デパートの屋上遊園地にあった乗り物のように見えて、何だかシュール……。
・見どころいっぱい
いずれにしても、スズキのブースには見どころ満載。会場に足を運んだら、ぜひチェックして欲しい。
参考リンク:東京モーターショー
モデル:ブッチさん
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24