日本でも、徐々に盛り上がっている海外のイベント「ハロウィン」は、なんといっても、趣向を凝らしたコスチュームに身を包むのが最大の楽しみである。
日本で一般的に浸透してきたのは最近のことだが、海外では古代ケルト人が秋の収穫を祝って、悪霊を追い出すために始めた祭りが起源となっており、その歴史は古い。そんな、昔から行われているハロウィン・コスチュームの変遷100年が、3分で分かる動画を紹介することにしよう。どんな仮装をしようか迷っている人は参考になるかも!?
・ハロウィン・コスチュームの変遷が3分で分かる動画
過去100年にわたるハロウィン・コスチュームの変遷をまとめた動画を制作したのは、海外ファッション情報サイト『Glam』だ。
同サイトが、どんな資料をもとに動画を編成したのかは不明だが、1915年~2015年までの過去100年間、その時代を代表すると思われる仮装が10年ごとに登場する内容となっている。
・過去100年にわたるコスチュームはコレだ!
では、そのコスチュームを年代ごとにまとめた物が以下である。
1915年:怖いお面を被った魔女
1925年:とんがり帽子を被ってホウキを持った魔女
1935年:ミニーマウス
1945年:角付きのカシューシャを付けて、赤い服に身をまとった魔女
1955年:カウガール
1965年:キャットウーマン
1975年:赤毛の人形アガディ・アン
1985年:ギリシャ彫刻
1995年:キュートなミツバチ
2005年:学生服姿のブリトニー・スピアーズ(米人気歌手)
2015年:キム・カーダシアン(米人気タレント)
・魔女の仮装はハロウィンの定番!?
やはりテレビなどのメディアが存在していなかった1900年代初めは、コスチュームのアイデアが乏しかったのか魔女が定番となっていたようだ。
そして徐々にメディアやポップカルチャーの影響を受けるようになると、アメコミ『バットマン』に登場するキャットウーマンや、赤毛の人形ラガディ・アンなどの仮装が見られるように。2005年の「学生服姿のブリトニー・スピアーズ」に至ってはブラジャーが丸見え状態で、嫌でも時代の流れを感じてしまうコスチュームになっている。
「困った時の魔女頼み」と言いたくなるほど、今でも魔女の仮装はハロウィンで本当によく見かける。まだコスチュームが決まっていないという人は、この動画からアイデアを得てみてはどうだろうか。