台湾好き集まれ~! 香港好きも集まれ~! 中国好きも集合~!!
こう寒い日が続くと、あのあったかスイーツが食べたくならないだろうか? そう「湯圓(タンユエン / 中華白玉団子)」だ。あったか~いお湯につかった白玉っぽい団子、一口かじると餡(あん)がハフハフとろりん。クコの実の酸味も美味しいね……たまらん!
湯圓は日本人の好みとも相性がよく、中華街などで冷凍のものが売られている。だがしかし! そんな気の利いたものが、日本中どこでもあるわけではない!! わたし湯圓ロス! 湯圓ロス!! だったら『業務スーパー』に行けばいいのだ。ギョースー名物のあのスイーツで「なんちゃって湯圓」が完成するぞ!
・使うのは「ごまだれ餅」、1kg
使用するのは、以前の記事でも紹介した「冷凍ごまだれ餅」だ。お値段1kg入って313円、メイド・イン・ジャパンでありながら1個あたり6円程度の爆安スイーツ。トロっとした濃厚なごまソースが特徴的で、やや甘めなのも、湯圓を作るにはもってこいだ!
・熱湯で5分、クコの実を飾れば……
本来なら自然解凍かレンジ加熱でOKなのだが、それでは湯圓にはならない。お湯につかっているのがマストであるのはもちろん、あの茹ですぎてベロ~ンとふやけた感じがあってこその湯圓ではなかろうか! そうじゃなきゃ認められない。
そこで説明書きをガン無視して、熱湯で茹でてみた!
待つこと5分……キタァァァー! 鍋のなかでフワフワと浮いてきたら食べごろ。エエ具合にふやけてくれている。お湯ごとすくって、器に移そう。クコの実も忘れずに。
パクッと食べると……ああああ、これですわ! まさにこの味、この食感。そこらへんの食堂で食べる湯圓の味にソックリ。元の「ごまだれ餅」が庶民的な味わいであるのが、とてもいい仕事をしていた。目を閉じれば、そこは台湾、もしくは中国。下町の香りがした。
・業務スーパーは神 / 近くに輸入食材店がない人にとって絶対神
まったく……前回のタピオカといい、業務スーパーの食材で作る台湾&中国メニューはマジハンパない。味もハンパなければ、コスパもハンパない。毎週、日本在住と見られる中国人の団体様がお買い物に来るのも納得だ。
近くに中華街や、台湾物産店のようなお店がある人はいい。しかし、台湾や中国の食材を愛しながら、気軽に手に入れられないという人にとって業務スーパーはまさに神、いや、絶対神だ。きっと店の冷凍ケースの中には、まだ見ぬ素敵食材が眠っているはず。引き続き、発掘していきたい。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼業務スーパーのごまだれ餅で
▼湯圓を作ってみた! 今回は味付けなしのお湯で
▼こちらは台湾物産館で買った本物の湯圓。ビジュアルも激似だ
▼お好みでシロップに入れても好(ハオ)! 家で作った「いちじくシロップ」に入れるとゴージャスなお味になった
▼味道不錯!(うまい!) 寒くなると食べたくなる、それが湯圓なのだ