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【北海道ラーメン探訪】これまでの常識を覆すコク深くクリーミーな「塩ラーメン」が味わえる札幌の人気店『虎(TORA)』

2017年10月1日

北海道で塩ラーメンといえば、かつては『星龍軒』や『あじさい』など、透明なスープにあっさりとした味わいが定番だった。しかし、ここ数年でさまざまなラーメンが登場。「塩ラーメン=あっさり」という概念は崩れつつある。

今回ご紹介する『虎 (TORA)』も、常識を覆す塩ラーメンが味わえることで人気を博している店のひとつだ。さて、どんな特徴を持った塩ラーメンが味わえるのだろうか。

・店の1番人気は塩ラーメン「琥珀(こはく)」

札幌市清田区の住宅街にあるラーメン店『虎 (TORA)』に到着したのは、開店から約30分後となる11時半頃。30席ほどある店内は、まだ込み合ってはおらず、すぐに席に着くことができた。

席に座って周りを見渡すと「先月の人気ランキング」と書いた貼り紙を発見。ランキング1位は、塩ラーメン『琥珀(こはく)』とのこと。さっそく人気にあやかって『琥珀』を注文することにした。ちなみに価格は税込850円である。

・いざ実食

席に届いたラーメンを見て、まず驚いたのは、全く塩ラーメンっぽくない点だ。スープの色が茶色く、どちらかというと醤油ラーメンのようである。いったいどんな味がするのだろうか? レンゲでスープを飲もうとしたその瞬間!

ナ、ナニ!? スープの表面にある茶色い層の奥から、なにやら白濁したスープが顔を出した。ますますどんな味なのかわからなくなってきたぞ……と戸惑いながらもスープをズズッと味わってみると……。

コク深くクリーミーな豚骨スープに、魚介の旨味がバッチリ効いていて、なまらウメェェェエエエーーー!! もはや “塩ラーメン” という一言では片付けられない、豚骨と魚介の絶妙なバランスがそこにあった。

さらに麺もすすってみると、豊かな味わいのスープがよく絡んで、これまた激ウマ! 麺のタイプは札幌ラーメン定番の中太縮れ麺。茹で加減はやや硬めで、心地よい歯ごたえが感じられた。

その他、チャーシューは大きめで柔らか&ジューシーな仕上がり、メンマも程よい柔らかさで、文句なしのクオリティー。しっかりとコクがあるにもかかわらず、最後までクドさを感じなかった点も好印象だ。

札幌『虎 (TORA)』は、他ではなかなか食べられない、コク深くクリーミーな塩ラーメンが堪能できる店だ。なお、昼12時を過ぎると一気に込み始めるので、興味のある方はできるだけ早めの来店をオススメしたい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 虎 (TORA)
住所 北海道札幌市清田区北野3条3丁目15−30
時間 ランチ11:00~15:00 / ディナー18:00~21:30
休日 木曜日

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼札幌市「虎」

▼メニュー

▼1番人気の「琥珀」

▼コク深くクリーミーなスープがウマい

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日本、〒004-0863 北海道札幌市清田区北野3条3丁目15−30
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