ゴミを路上にポイッと捨てる行為、いわゆる「ポイ捨て」は、言うまでもなく人としてやってはいけない行為だ。にもかかわらず、ポイ捨てはなかなかなくならない。たとえ「ポイ捨て禁止」と書かれた看板があったとしても、見て見ぬフリをする輩(やから)は必ずいる。しかし……!
先日、沖縄で発見したポイ捨て禁止の看板は、あまりにもインパクト抜群で恐ろしい内容だった。おそらくその看板を目にしたら、ポイ捨て常習者でもゴミを肌身離さず気をつけて持ち帰るハズ。史上最恐のポイ捨て禁止看板をさっそくご覧いただきたい!
・恐怖の看板
看板を発見したのは沖縄県の那覇市内だ。近所には琉球庭園があり、緑も多くとても静かな環境である。心穏やかな気持ちで街を散策していたのだが、看板に書かれたメッセージを読んだ瞬間「おいおい嘘だろ……」と絶句せずにはいられなかった。気になる本文は以下の通り。
あきビン、あき缶、チリ等を捨てる人に霊がとりつかないように
なんと、ポイ捨てをする人が無事でいられるよう祈りが捧げられているのだ。何も知らずにあき缶を捨てたら幽霊にとりつかれて……待て待て! いきなり幽霊登場とか怖すぎィィィイイイイ!! 偶然でも落としてしまわないようゴミを死守するレベルである。
・霊園に聞いてみた
なお、看板から徒歩圏内にある霊園事務所に話を聞いてみたところ「看板の存在はもちろん知っていますが、霊園とは関係ありません。おそらく個人が設置したのでは……効果はあると思います」とのことだった。やはり、霊にとりつかれるリスクを背負ってまでポイ捨てをする人はほとんどいないのだろう。
人々の良心やモラルに訴えかけるフレーズを使わず、ポイ捨てする人を祈ることでゴミ問題を解決に導いた看板。とにかく恐ろしかったが、マナーの悪い人が減ったのなら大成功と言えるだろう。
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼死んでもポイ捨てしません……!
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