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ピーナッツバターを使って囚人12人が脱獄! 『プリズン・ブレイク』のような方法が話題になるもその結末は…

2017年8月4日

テクノロジーが進んだ現代では、ほとんどの建造物に監視カメラが設置され、セキュリティ体制が敷かれているものである。

それが刑務所となったらなおさらだが、驚くべきことに、囚人12人がピーナッツバターを使って脱獄に成功! 「一体どうやって!?」と思ってしまうが、リアル『プリズン・ブレイク』と言いたくなるようなテクニックが、かなり巧妙なのである!

・ピーナッツバターを使って囚人12人が脱獄に成功!

米アラバマ州ウォーカー郡の郡保安局のFacebookページによると、同郡の刑務所から囚人12人が逃走。一体どのようにして脱獄したかというと、囚人の一人が、外へ通じるドアの表示番号にピーナッツバターを塗って誤魔化し、新米看守に「そのドアを開けてほしい」と伝えたのだという。

米ニュースサイト『AOL.com』によると、同刑務所に勤務し始めて日が浅かった看守は、言われるがままに遠隔操作でドアを解錠し、そのまま囚人12人が脱獄してしまったという訳である。

シンプルだが、なかなか巧妙なテクニックだと言わざるを得ない。ちなみに、脱獄アクションドラマ『プリズン・ブレイク』では、このアイディアは登場しない。

・脱獄後にわずか90分ほどで6人を逮捕!!

その後、12人もの囚人が脱獄したことに気づいた刑務所職員は直ちに捜索を開始し、わずか90分以内に6人を逮捕。8時間ほどで残り6人のうちの5人を捕まえたというから、脱獄には成功したものの逃走後の計画が甘かったと言えるかもしれない。

・最後の一人も逮捕されピーナッツバター脱獄事件は終焉

郡保安局は脱獄した囚人に関する情報に、500ドル(約5万5000円)の賞金をかけて捜索に当たっていたとのこと。こうして、最後の一人もフロリダ州で逮捕され、ピーナッツバター脱獄事件は無事に幕を閉じたのであった。

そんな、「その手があったか!」というアイディアを思いつけるほどの賢さがあるなら、「その機知を悪事ではなく、もっと他のことに使えばいいのに……」と、思わずにはいられなかった筆者である。

参照元:Facebook @Walker County Sheriff’s OfficeAOL.com(英語)
執筆:Nekolas

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