若者の車離れが進み、運送業界ではドライバー不足が騒がれている日本。現在、トラックを簡単に運転できるよう、AT限定免許に対応したクラッチ操作不要の「セミAT(AMT)」車両が続々と登場している。
その一方、海外ではベテランドライバーがウンザリするほど、超難解な操作が必要な改造トラックが存在していた。なんと、ギアチェンジを行うためのシフトレバーが3本もあり、それらを同時に動かす必要があるらしい。
・2012年10月に公開されたマジヤバ運転動画
超難解な操作が必要なトラックの映像を公開しているのは、トラックやショベルカーなどの動画を数多くアップしている YouTube チャンネル「cat304c」だ。同チャンネルの動画のほとんどがトラックや重機をただ写しているだけで、それほど再生回数も多くない。
まさに重機マニアために作られているようなチャンネルなのだが……1本だけ異変が! そう、それこそが今回ご紹介する動画「Kenworth W900L – 3 Stick Shifting」である。
2012年10月に公開されたにもかかわらず、2017年7月現在で再生回数は約519万! 文字通り、3本のシフトレバーで操作する「Kenworth W900L」というトラックの運転席を撮影したものが、とんでもなくヤバいことになっているのだ。なぜなら……
・運転の難易度が高すぎる改造トラック
動画で走行中の様子を確認するとわかるように、とにかく運転の難易度が高すぎなのである。改造されたトラックで、運転手は千手観音のように手を動かすことが求められるから常に事故と隣り合わせ! なんなら、ハンドルから両手を離して運転するシーンだって見てとれる。素人が手を出したら……その結果は言うまでもないだろう。
ちなみに、一瞬の判断ミスが事故に繋がる状況ながら動画で事故に遭うシーンはないので安心して欲しい。改造トラックを華麗なシフトさばきで乗りこなす運転手をご覧あれ。