これから夏に向かい気温がドンドン高くなるため、「ペットや幼児を車内に置いて行かないように」との呼びかけを耳にする機会が多くなる時期だ。
そして、命あるものだけでなく、スプレーにも注意が必要なようである。というのも、ヘアスプレーを暑い車内に放置したら大爆発して、ロケット並みにフロントガラスに突っ込んでしまった件がネットを賑わせているのだ!
・車のフロントガラスが大破していた!
米ニュースサイト『KATU2』が伝えたところによると、カナダのバンクーバーに住むカルメン・アイレスさんが、仕事を終えて自分の車に近付くと異様な光景が目に入ってきたのだという。
なんと、彼女の車の運転席側のフロントガラスには大きなヒビ! しかも、何かがガラスにのめり込んでいたのである! おそらく筆者だったら、上から落下して来た何かのせいで、そんな状態になっていると思うに違いない。
・車内に放置したヘアスプレーが爆発!!
ところが、フロントガラスにガッツリと突っ込んでいたのは、驚くべきことにカルメンさんが車内に放置していたヘアスプレーだったのだ。彼女が仕事をしている間に車内の気温は上昇し、爆発したスプレー缶がフロントガラスに向かってロケットのように発射していた。
・車内にいたら大怪我を負っていた可能性が!
その日、バンクーバーの日中気温は32度だったとのことで、車内の温度は30分で約60度まで上がる計算になるのだとか。もし、カルメンさんが運転席にいる時にスプレー缶が爆発していたら、彼女を直撃して大怪我を負っていた可能性もある。
ヘアスプレーだけに限らずスプレー缶は約48度の温度にしか耐えられず、それ以上になると中身が膨張して破裂する危険性があるとのこと。なんとも思わずに、つい車内に放置しがちな物だけに十分に注意が必要なようだ。
これからの季節、日焼け止めやデオドラント、虫よけなどのスプレーを使用することが多くなるだけに、車内に放置しないように気をつけて頂きたいと思う。
参照元:Twitter @devonhaskins、KATU2(英語)
執筆:Nekolas
▼ヘアスプレーを暑い車内に放置したら大爆発!
Word to the wise, don't leave hairspray in your car on a hot day! A Vancouver woman had quite the surprise after her can heated up pic.twitter.com/K2ctFQN0qc
— Devon Haskins (@devonhaskins) May 24, 2017