アイドル戦国時代といわれて久しい今日このごろ。ここにもそこにもあそこにも無数のアイドルグループが存在し、はっきりいって記者(私)のようなオッサンには誰が誰だかさっぱり把握できない。
そんな中、いろんな意味で記者を感動させてくれたアイドルグループが『東池袋52』である。はぁ、何だよそれ(笑)なそこのキミ、ちょっと待て。いろんな意味で本気だから、ぜひ『東池袋52』のことを紹介させていただきたい。
・クレディセゾンからアイドルが誕生
5月20日、セゾンカードでお馴染みのクレジットカード会社・クレディセゾンからアイドルグループがデビュー。メンバーの全員がクレディセゾンの社員で構成された『東池袋52』である。
デビュー曲は、あの人気アイドルグループのあの曲への勝手にアンサーソング「わたしセゾン」。このために制作されたオリジナル楽曲で、公式サイトにてPVが先行公開されているのだが……これがバツグンにいいのだ。
・一流のクリエイターが制作
いや、失礼ながらまったく期待していなかった。正直なところ、紅生姜のない牛丼みたいなガッカリ感を想定していた。だが想像以上だったわ、ごめんなさい。メンバーがクレディセゾンの社員たちだとは思えないような出来栄えなのである。
それもそのはず、「わたしセゾン」の作詞はCM界を代表するコピーライター仲畑貴志氏、作曲はヒットメーカー多田慎也氏、振付は有名アイドルグループを数々手がける振付師かぶきもん氏が担当。映像監督やカメラマンも、さまざまなアイドルやミュージシャンを手掛ける一流どころが勢揃いして制作されているのだ。
・懸命に踊る姿に感動
そして何より、『東池袋52』のメンバーのパフォーマンスが素晴らしい。ダンスも歌唱もプロではない彼女たち。セゾンカウンターやインフォメーションセンター、全国の支社、そして本社で通常業務をこなしながら、約1カ月半の練習期間の中で習得したそうだ。
いやいやいや、クレディセゾンさん、何やってるんですか! 本気の遊び心がハンパなくて、ガチでアイドルグループができてしまったじゃないですか。
素人がここまでのパフォーマンスを覚えるのには、相当な努力が必要だったに違いない。彼女たちの頑張りを考えつつPVを見ると、泣けてくるねぇ~……あぁ、感動。
・人と人のつながりが大切
池袋発の『東池袋52』には、クレディセゾンの「東京を、日本を、もっともっと元気にしたい」との思いが込められているという。「人」を軸として考え、「人」との出会いや繋がりを大切にする社風から生まれたのが、このアイドルグループなのだ。
もしかしたらカウンターで対応してくれたあの女性が、電話で相談にのってくれたあの女性が、『東池袋52』のメンバーかもしれない。そんなの応援したくなるに決まってるし応援するわ。
ちなみにグループ名の『東池袋52』は、東池袋サンシャインシティの52Fにクレディセゾンの本社があることから名付けられたらしい。今後、一部地域でTVCMがオンエアされたり、ラジオCMで流れたりするとのこと。
アイドルっぽくジャケットが3タイプあるCDも作られており、クレディセゾンで配布予定だ。PVのメイキング動画も公開されているので、そちらも要チェックや。
参考リンク:クレディセゾン