憑依芸人として、架空の人物を演じ続けるロバートの秋山竜次さん。電子書籍のフリーマガジン「honto+」で連載している『ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル』は2015年4月から現在まで続いており、過去の登場キャラ(トータル・ファッション・アドバイザーYOKO FUCHIGAMI)名義で書籍まで出版してしまった。
もはや、秋山竜次というひとりの芸人の枠を完全にはみ出しまくっている。そんななか、ついに架空の個人さえも越えてしまった! 2017年5月10日にYouTubeに公開されたのは、 “伝説のロックバンド「ジ・エマージェンシー」” である! まさか5人組で架空のキャラを演じることになるとは。何でもアリか!?
・「1人のカリスマ」ではなかった!
これまでのクリエイターズ・ファイルでは、業界の第一線で活躍する1人のカリスマになり切り、仕事のこだわりを語っていた。それがクリエイターズ・ファイルだと思っていたのだが、秋山さんの中では、そうではなかったらしい。
最新のクリエイターズ・ファイルナンバー26では、ジ・エマージェンシーというバンドのドラマー・ニックとして登場。日本人でないばかりか、バンドそのものまででっち上げてしまっているじゃないか!
・演奏はヘタ……
ただドラマーに扮しているだけではない。動画にはそのバンドのライブシーンまで収録されており、それを見ると……。ヘタすぎる! 伝説のロックバンドなのにヘタ!! そのライブシーンがシュールすぎて笑いを抑えきれない。
それにしても、次から次へとキャラを生む力は本当にすごい。スゴすぎる! アイディアが尽きることはないのか? 「稀代の天才コメディアン」といっても過言ではないだろう。もしかして、そのうちジ・エマージェンシーで本当にライブするんじゃないのか?
参照元:YouTube、クリエイターズ・ファイル
執筆:佐藤英典