日に日に強くなる日差しの中、街路樹の柳が涼しげに揺れている。しかし、私(中澤)はなぜかその風景に爽やかさを感じることができない。なぜ……? いや、その理由は明白である。ゴールデンウィークが明けたからだ。仕事したくねェェェエエエ!
休みになれば寝る間も惜しんで必死に遊んでしまう私は、連休であればあるほど明けた時に疲れている。マジしんどい。そんな溜まった疲れを、全てぶっ飛ばすくらいの「うな丼」を発見した。ご飯の上に敷き詰められた極厚うなぎの絨毯は、精がつきすぎて死んだおじいちゃんも蘇るレベル!!
・様々な価格帯のうな丼
このうな丼が食べられるのは、築地場外市場にあるうなぎ屋『にっしん太助』だ。うなぎと言えば、高級料理のイメージがあるが、メニューを見ると、税込750円からと価格帯は広い。
・ひときわうなぎ祭りになってる丼を注文
だが、うなぎ1切れの最安うな丼では、連休明けの私の疲れを癒すには程遠い。というわけで、奮発して「メガうな丼(税込2200円)」を注文したところ……
なんじゃこりゃスゲェェェエエエ! 敷き詰められたうなぎの絨毯でご飯がまったく見えない。それどころか、大ぶりのうなぎが丼に収まりきらずはみ出している……。
・トロける味
乗せているというよりは「無理やりうなぎを詰め込みました」という感じだ。今にも丼から飛び出しそうなその姿……もう食うしかない! パクッ! 瞬間、口の中がトロけた。
極厚の身は脂が乗りに乗っていてふわっふわ。噴き出すようにジューシーなうなぎの脂と香ばしく甘辛いタレが絡んで、食べれば食べるほど口の中が天国に変わる! 精がつくなんてもんじゃねぇーーーーー!! 死んだおじいちゃんにも精が宿って蘇るレベル。
あまりのウマさと盛りに私もすっかり全回復した「メガうな丼」。うなぎの相場を考えると、2200円でも十分高コスパである。脂の乗ったトロけるような爆盛りでこれから来る夏をライドオーン!
・今回紹介した店舗の情報
店名 築地うなぎ食堂 にっしん太助
住所 東京都中央区築地4−13−18 築地市場場外
営業時間 6:00~15:00
定休日 日、祝、不定休
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼身は極厚
▼脂も乗りまくり
▼2200円でもハッキリ言って安い