「20世紀最高のロックの名曲」と言えば、必ず候補に挙がるのがクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』だ。美しく歌い上げる前半、コーラスが複雑に絡む中盤、激しいロックに変わるエンディングと目まぐるしく入れ替わるその構成は、オリジナリティーと理論とテクニックの三位一体。
それだけに演奏難易度も高く、クイーンと同じメンバー構成でも、まともに演奏するのが難しい曲の1つである。しかし、そんな難曲をたった1人で再現するギタリストがいた。無謀だろ……と思いきや、この人スゲェェェエエエ! 1人でバンドアレンジ再現してるーーーーー!!
・いきなりスゴイ
演奏しているのは、アメリカのギタリスト「ガブリエル・ガーディアン」さん。動画「Bohemian Rhapsody – Queen Guitar Keyboard Cover」を再生すると、キーボードとギターアンプがセッティングされたステージにガブリエルさん1人が登場。おもむろに演奏を始めるのだが……
いきなりスゲェェェエエエ! 左手は指のタップだけでギターのメロディーを奏でながら、右手はキーボードでバッキングしてるーーーーー! 両手が別の生き物のようだ。キモイキモイキモイ(褒め言葉)!
・余裕のキメ顔
そしてタップだけなのに、チョーキングなど音のニュアンスをちゃんと再現してる部分も見逃してはならない。こんなことできるものなんだな……そう思って見ていると、ちょいちょいキメ顔でカメラ目線送ってくる。もちろんその間も手は動きっぱなし。凄さの限界を突破してやっぱりキモイ。
さらに曲は激しさを増していき、バンドパートに差し掛かった瞬間……ドラムが入ってきただと!? 技術と機材を使いこなす壮大な1人演奏は、動画でご確認いただければと思う。なお、この動画についての海外ネット民の反応は下記の通り。
・ネットの声
「これは凄い!」
「目が覚めた! 最高の気分にしてくれてありがとう」
「魔法」
「素晴らしい!!!」
「信じられない」
「めっちゃスゲー」
「これは才能あるわ」
「ただただ素晴らしい」
「憧れる」
「最強」
──感嘆の声が相ついでいた。さらに、ミュージシャンから「憧れる」というコメントがついている点も見逃せない。実際、バンドマンである私(中澤)もこの人の楽器演奏能力の高さには痺れるし憧れる。まさか、この曲を1人でここまで再現することができるなんて……人間って凄い。