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『耳をすませば』のエンディングに隠された秘密! あの通学路風景は実は「○○」を描いてた

2017年1月30日

2017年1月27日、金曜ロードSHOWで放送された『耳をすませば』。日本全国が青春の切なさに悶えたことは、Twitterトレンドに『耳をすませば』関連のワードがランクインしまくったことでも明らかだ。朝焼けの街を2人で見ながら「雫、大好きだ!」と告白する天沢聖司くんは全中学生の憧れと言えるだろう。

そんな青春ストーリーの締めくくりに爽やかな後味を残すエンディング。名曲『カントリーロード』をバックに通学路が映されているのだが、このエンディングに秘密が隠されていることを皆さんはご存じだろうか? 「金曜ロードSHOW!」の公式ツイッターアカウント・スタンリーいわく、このエンディングは「○○」を描いているのだという。

・トリビアも多いスタンリーのつぶやき

放送中に実況形式で、作品の見どころや番組制作の裏話などをつぶやいてくれるスタンリー。劇中に様々な仕掛けや工夫のあるジブリ作品になると、このアカウントを見ているだけでも「へー」ということの連続だ。そんなスタンリーの『耳をすませば』のエンディングについての投稿を以下に引用したい。

スタンリー「このエンディングの動画に、ストーリーがあるのをご存知ですか―? 実は、聖司さんが雫さんにプロポーズした日の朝から夕方までを描いているらしいんです。告白後の2人も登場しますよ! このまま、要チェックですー!」

・メインはあの男

なんとエンディングでもまだストーリーは続いているという。そして、この風景の最後には、前述の告白シーンに勝るとも劣らないシーンが収められている。考えてみてほしい。いるだろ? 中学生とは思えないズバ抜けたイケメンの噛ませ犬となり、救われていない男が1人だけ……

スタンリー「何とか夕子さんと杉村さんのその後を描きたかった近藤監督は、エンディングに入れることにしたんだとか。近藤監督のキャラクターへの愛が感じられますねー。」

・俺たちの杉村

……そう、野球部の杉村だ! イケメンが主人公の青春映画には必ずと言っていいほど登場する役回り「噛ませ犬」。杉村がいなければこの物語は恐ろしく単調なものになるだろう。そんな杉村が幸せになってこそのハッピーエンド。エンディングには、杉村と雫の友達・夕子さんのスピンオフ的シーンが登場する。

スタンリー「夕方の下校時のシーン、実は夕子さんと杉村さんが待ち合わせしているシーンがあるんです! 本編内に描くという案もありましたが、雫さんと聖司さんの関係がまとまると、物語を書く雫さんに重点を置いてしまい、夕子さんと杉村さんの話を描けなくなったんだそうです。」

天沢聖司くんの告白シーンが表の名シーンだとするなら、エンディングの杉村と夕子さんの待ち合わせは裏の名シーンと言えるだろう。スタンリーの言う通り「監督のキャラクターへの愛」が感じられるひとコマである。

これ以外にも数々の裏知識をつぶやいているスタンリー。映画を見終わった後も、その世界観や感動を反芻することができるツイートは必見だ。3週連続ジブリが終わってテンション下がり気味のジブリ好き諸君にオススメしたい。

参照元:Twitter @kinro_ntv
執筆:中澤星児

▼エンディングについて


▼杉村を待つ夕子さん


▼俺たちの杉村が幸せに


▼地球屋のおじいさんが「ある城に眠ってた」と言った振り子時計に『紅の豚』の主人公・ポルコの名前が


▼学校の図書室には「TOTORO」という本


▼『耳をすませば』の秘密「天沢聖司と雫は結婚したのか?」プロレスマニアが語る2人の恋の行方はこちら!

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