「ペッパーランチ」や「いきなりステーキ」などを運営する株式会社ペッパーフードサービス。有名なのは上記の2つだが、実は約10もの系列店を手掛けていることをご存じだろうか? 今回ご紹介するのはそのうちのひとつ『炭焼ステーキ くに』である。
以前の記事でもご紹介したが、くには「いきなりステーキ」より前に、肉の量り売りをしていたステーキ店で、オーダー次第では2キロもの巨大肉をいただくことが可能だ。ただ同店の「ワイルドスーパービーフハンバーグ」も負けていない……どころか、コスパを考えれば圧倒的に勝っているデカ盛りグルメなのである。
・コンセプトは「炭焼き」
店名の通り “炭焼き” がコンセプトのくに。紀州備長炭を使用し、炭火で「外はカリっと中はジューシーに」焼き上げられていることが特徴だ。立ち食いスタイルの「いきなりステーキ」と比べると若干割高ではあるものの、全体的にリーズナブルなのも嬉しいポイントである。
いきなりステーキやペッパーランチと比べて知名度が劣るのは、ズバリ都内に3店舗しか存在しないためだ。ショッピングセンター内に5つの店舗があるものの、王道のくには両国・新小岩・赤坂のみ。今回は最も都心に近い「赤坂店」に足を運ぶことにした。
・男は黙って「ワイルドスーパービーフハンバーグ」
お目当てはもちろん「ワイルドスーパービーフハンバーグ」一択である。ランチタイムならば、300グラムの「厚切りカットステーキ」などもオススメだが、ある程度の量を食べきる自信がある人ならば、一度はハンバーグに挑戦して欲しい。ちなみに価格は税込1890円だ。
ハンバーグを待っていると、まず到着したのは山盛りのフライドポテト。「あれ? 注文してないんですけど……」と思いきや、実はコレ「ワイルドスーパービーフハンバーグ」の添えつけのポテトであった。こ、これだけでお腹いっぱいになっちまいそうだぜ……!
そしていよいよ登場した真打ちの「ワイルドスーパービーフハンバーグ」は……でけぇぇぇええええ! パねぇぇぇえええええ!! 総重量500グラムのハンバーグは「お好み焼きか!」とツッコミたくなるほどの圧倒的デカさッ!! まさにワイルドでスーパーなハンバーグである!
・デカくて激ウマ
味はもちろん言うことなし。あふれまくる肉汁は鉄板の上が湖になるレベルで、中身はトロトロのレア仕様だ。網目の付いた外側はカリッと、中はふんわりと文句のつけようがない焼き加減で、ボリューミーだが一気に完食してしまうウマさであった。
500グラムで1890円ならば普通に考えてもリーズナブルだが、さらにウマいと来れば超コスパグルメ認定である。先述のように店舗数は限られているが、どデカいハンバーグを食らいたくなったら、一度足を運んでみてはいかがだろうか?