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夫にアレルギー反応を起こしてしまう妻の生活が壮絶 / 難病と闘う夫婦の愛に感動!

2017年1月26日

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ひと昔前に比べると、最近はアレルギーを持った人が増えたとも言われている。大気汚染や食品に加えられた添加物などにアレルギー反応を起こし、様々な症状に苦しむ人がたくさんいる。

そして、なかには人にもアレルギー反応を示し、愛する夫の手を握ることも出来ない女性がいるというのだ。そんな難病、マスト細胞活性化症候群と闘う夫婦について、お伝えしたいと思う。

・マスト細胞活性化症候群だと診断された女性

米ミネソタ州に住む29歳のジョハンナ・ワトキンスさんは、2013年に夫のスコットさんと結婚。教師だった彼女は、休日に夫とハイキングを楽しんだり、健康に何の問題もなく幸せな生活を送っていた。

しかし突然、正体不明の蕁麻疹(じんましん)に悩まされるようになり、片頭痛や下痢を繰り返す過敏性腸症候群などの症状も現れ、どんどん悪化していったのだ。そして検査の結果、マスト細胞活性化症候群だと診断されたのである。

・夫と触れ合うことも出来なくなってしまった妻

マスト細胞活性化症候群とは、蕁麻疹などのアレルギーを引き起こすマスト細胞の数や形の異常が原因で起こる疾患だ。ジョハンナさんは屋外の空気やホコリ、人の香りにまでアレルギー反応を示すようになり、症状が出ると蕁麻疹や関節の痛みに苦しみ、意識を失ったりアナフィラキシーショックを起こしたりするようになったのだという。

そして、スコットさんが近づくと咳が止まらなくなり、二人は触れ合うことすら不可能になってしまったのである。

・夫とのデートはシート越しにテレビを見るだけに……

ジョアンナさんは、空気清浄機付きのシートで覆われた部屋から外に出ることも出来なくなり、夫とのデートは、シート越しに座って一緒にテレビを見るだけに……。

マスト細胞活性化症候群を患う患者が通常服用する薬は彼女に効き目がないとのことで、他の治療や薬も試したが一向に効果がないのだという。ジョアンナさんにとって一番の慰めは、スコットさんと電話で話すことだそうで、病気を発症後も変わらず献身的に支えてくれる夫に、心から感謝していると述べている。

ジョアンナさんの闘病生活の話を聞くと、普通に生活を送れることが、どんなに幸せであるか痛感してしまう。新しい薬や治療が開発され、彼女が夫の手を握れる日が来ることを願いたい。

参照元:YouTubeindy100BBC(英語)
執筆:Nekolas

▼マスト細胞活性化症候群と闘う夫婦のストーリーはこちら

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