もともとその地域に生息していなかったのに、人の手によって他地域から入ってきた動物を「外来種」と呼ぶ。アメリカザリガニ、ブラックバスといったところが有名だが、数えたらキリがないほどその種類は多い。
そしてここ数年、ニュースでたびたび報道されているのがセアカゴケグモだ。海外では「死亡例」もあるほど有毒なため、絶対に触ってはいけないと注意喚起されるが、もし噛まれてしまったらどうなるのだろうか。今回はその万が一を動画「Snake Caught in Web Battles Redback Spider」と合わせてお伝えしよう。
・セアカゴケグモ vs 巨大ヘビ
動画は原産地のオーストラリアで撮影されたもので、あまりに凄まじいバトルが収録されている。セアカゴケグモの相手となったのは、数倍の大きさはあろうかという巨大ヘビ。パッと見たところ、セアカゴケグモが瞬殺されてもおかしくなく、いい勝負になりそうな予感がする。……ところが!
フタを開ければ、ただただセアカゴケグモの恐ろしさを知ることになる内容だったのが、この動画である。なぜなら、セアカゴケグモが攻撃を仕掛けると、あっという間にヘビはグッタリ! 時間にしてわずか30秒ほどで、息の根を止められてしまうのだ!!
・まるで忍者の暗殺術
その早業はまるで忍者の暗殺術を見ているかのよう。巨大ヘビが相手になるどころか、瞬時に制圧されてしまうから驚くべき殺傷能力だ。改めて毒の恐ろしさを教えてくれる動画は一見の価値あり。もし日常生活で背中が赤いクモを見かけたら、絶対に触らないようにしよう。
参照元:YouTube / Storyful
執筆:原田たかし