お正月が終わってしまった……。私(佐藤)は仕事が嫌いだ。働きたくない。働きたくないのに、休みが終わったから、働かなくてはいけなくなってしまった……。何とか休みを延ばす術はないのか? そう思っていたところ、あるアーティストの活動休止宣言が!
これは参考になるんじゃないのか!? ということで、当編集部で早速こう宣言してみた。2009年にロケットニュース24のメンバーに加わって以来、私は走り続けてきたじゃないか。こう言ってもいいだろ?
・休止宣言
「ここらで一度、自由になってみようと思います……」
振り返れば、これまでかなり身を挺して、さまざまなことにチャレンジしてきた。40歳を超えて、戸外に数日並ぶiPhone行列は楽じゃないぞ。時には高カロリーな食事に挑んだり、立て続けに2軒飲食店を回ったり……。最近は胃もたれするようになってしまって、脂っこいものが食えなくなってしまってるんだよ……。
・8年間、走り続けてきたのに……
そこまでやっても、問い合わせに苦情が来たり、辛辣なコメントが来たり……。もういいだろ、少しくらいゆっくりさせてくれよ。足掛け8年だぞ? 「ここらで一度」と言いたい気持ちもわかるだろ? ところが編集部メンバーは……。
「は?」
「マジでいい加減にしようや」
「これだけワガママに仕事しておいて、まだ言うか?」
「はいはい……」
「いっそ、辞めてもええんやで」
みんな穏やかな言葉を並べているけど、顔は完全に怒っている。年長者を敬ってくれるどころか、見下すような視線を送ってくるじゃないか……。なぜだ? アーティストと同じことを言ってるだけなのに、これだけ軽蔑されるとは思わなかったぞ……。
・一般人の活動休止宣言はナシ?
一応、俺、最古参なんだけど。最年長だし。割と一線で活躍してると思うんだけど……。慰められるどころか、完全に見下されるとは想像もしてなかったよ。マジで休みたい。問い合わせに苦情が来るたびに、そろそろ潮時かな、なんて思ってたんだけどなあ。
一般人でも活動休止宣言が通用する世の中になればいいと、切実に思う次第だ。皆さんはどう思うのだろうか?
参照元:産経新聞
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24