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【縁起物】「谷中七福神巡り」パーフェクトガイド / 江戸最古の七福神巡りに出かけよう!

2017年1月4日

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新年あけましておめでとうございます。みなさん、初詣は済ませたかな? おせち料理は食べたかな? 福袋は買いまくったかな? ……と、正月らしい行事は数多いが、記者が自信を持ってオススメしたい正月ならではのイベントが「七福神巡り」である。

東京には数多くの七福神巡りがあり、今回はその中でも最古の歴史を誇る「谷中七福神巡り」をお伝えしたい。行けば気分爽快、招福万来、超絶ご利益待ったなしである。さあ、寝正月とはサヨナラして、七福神巡りに出かけてみよう。

・江戸最古の七福神巡り

冒頭でもお伝えした通り、江戸最古の歴史を誇る谷中七福神巡り。ここ数年、毎年のように都内の七福神巡りをしている記者だが、おそらく谷中七福神巡りが最も人気のある七福神巡りである。そのスタートはJR田端駅から徒歩5分ほどのところにある「東覚寺」からだ。

・福禄寿の「東覚寺」

東覚寺では、幸福・身分・寿命の3得を兼ね備えた福禄寿様に挨拶をしよう。七福神巡りは基本どこからスタートしてもOKだが、谷中に関しては東覚寺だけポツンと外れたところにある。なのでスタートは東覚寺がオススメ。こちらでご朱印を集める台紙を購入しよう。

・恵比寿の「青雲寺」

2番目は東覚寺から徒歩15分ほどのところにある青雲寺。駅でいうと、JR西日暮里駅から徒歩5分ほどである。こちらでは商売繁盛の神様・恵比寿様にご挨拶。社会人ならぜひとも訪れておきたいスポットだ。

・布袋尊の「修性院」

青雲寺から徒歩2分ほどのところにあるのが、千客万来・家運隆盛・家庭円満・商売繁盛……などなど、マルチすぎる神様、布袋尊様の修性院である。こちらには驚くほど巨大な布袋尊像があるから、手を合わせるだけでご利益を感じるに違いない。

・寿老人の「長安寺」

4番目は、長寿延命の神様・寿老人様の長安寺である。修性院からは徒歩10分ほどだが、途中に谷中銀座(商店街)があるので、そちらで腹ごしらえをしてもいいだろう。逆に谷中銀座以外にはお食事処があまりないので、時間帯によってはここで済ませた方が無難だ。

・毘沙門天の「天王寺」

長安寺から谷中霊園を抜け、徒歩5分ほどで到着するのが、戦いの神様・毘沙門天様の天王寺である。こちらには平安時代に作られたという由緒正しい毘沙門天像があるから、ぜひ拝んでおきたい。また、立派な大仏もあるから手を合わせよう。

・大黒天の「護国院」

天王寺から徒歩10分ちょっとで到着するのが6番目のスポット、出世と財福の神様・大黒天様の護国院だ。ここまで来ればゴールしたも同然だが、最終地点「不忍池弁天堂」に向かうルートは、ぜひ上野公園を選択しよう。ちょっとだけ遠回りだが、最短ルートは普通の道路なのであまり面白くないからだ。

・弁財天の「不忍池弁天堂」

ゴールは知恵と財宝の神様・弁財天様の不忍池弁天堂である。こちらは非常に混んでいるので、参拝まで少々の待ち時間は覚悟した方がいいだろう。弁天堂で手を合わせたら、無事に谷中七福神巡りも終了。七福神たちのご利益がきっとあるに違いない。

所要時間は、参拝に並ぶ時間やご朱印をもらう待ち時間によって異なるが、早くて3時間タラタラ歩いて5時間といったところだろう。なお、ご朱印帳がある人はそれぞれ300円、台紙には200円で朱印を書いて(押して)もらえるから、参考にして欲しい。

谷中七福神巡りは毎年1月10日までが七福神様たちの御開帳期間なので、ぜひその間での参拝をオススメしたい。もちろん、谷中以外の七福神巡りも縁起物なので、機会があればぜひ足を運んでみよう。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼七福神巡りの中でも、おそらく1番人気の谷中七福神巡り。ちなみに記者は3回目。

▼こちらは2016年に訪れた、柴又七福神巡り。柴又も良かった。

▼2015年は、ディープな下谷七福神巡り。来年はどこの七福神巡りに行こうかな~。

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