寒くなると、温かい食べ物が格段にウマく感じるようになる。特に寒い日に食すカップ麺は、夏の暑い時期によりも、2倍! いやそれ以上ウマくなるといっても過言ではないだろう。
そのウマいカップ麺をさらに美味しく食べる方法を紹介したい。皆さんは「赤いきつね」と「緑のたぬき」を知っていると思う。マルちゃんの商品なのだが、そのマルちゃんが2つの商品で美味しい食べ方を提案している。それは麺や具材を生タマゴにつけて食べる「つゆたま」アレンジである。これ、マジでハマるぞ!! 普通のタマゴでやっても超ウマい! それをさらに高級タマゴでチャレンジすると……。もう後戻りできない禁断の味だ!
・日本一高いタマゴ
このアレンジレシピを推奨しているのは、「あつあつ牛すきうどん」と「おそば屋さんの鴨だしそば」の2品だ。これから寒い時期に食べたいと思わせる、絶妙の商品ではないだろうか。
さて、今回つゆたまをするに当たって、私(佐藤)はもっとも美味しい味を追求するために、高級タマゴを用意した。埼玉県秩父にあるアクアファーム秩父の「彩美卵・輝(さいびらん・かがやき)」を用意したのだ。このタマゴ、おそらく日本で一番高い。桐箱入りの最上級商品は20個で1万5000円!
単純計算で1個あたり750円ということになる。これで極上のカップ麺体験をしようやないかい! たかがカップ麺と侮るなかれ、本気出せばめちゃくちゃウマい料理に化けるかもしれんぞ!
ちなみにこのタマゴ、丹精込めて生産されているだけあって、箸でつまめる! 繰り返し箸でつまんでも、卵黄が割れないのだ。マジですごい!
・寒い日にあたたまる
さっそくつゆたまチャレンジといこう。その前に、実際に2つの商品を食べてみた。
まずはあつあつ牛すきうどん。すき焼きをイメージしており、味は濃厚。甘辛いつゆが太めの麺に絡んで美味しい。木枯らしに吹かれて冷え切った身体を、芯から温めてくれそうだ。
次に、おそば屋さんの鴨だしそば。こちらは、鴨だしの旨味がしっかりしているのに、後味あっさり。まさしくそば屋で食べる、鴨南蛮の味を忠実に再現している。これまた、寒い日にこそ食べたい味だ。
・ただのカップ麺じゃなくなった!
さて、ここからが本題。「彩美卵・輝」でつゆたまに挑戦だ! アレンジレシピの指示にある通り、まずはタマゴを溶いて……。
タマゴにつゆを入れる。牛すきうどんは味が濃いので、少し多めに入れてつゆの味も楽しみたいと思う。
つゆたまの完成じゃい! ウマそう~~ッ!!
一口すすると……、うめぇえええ! ただのカップ麺じゃなくなったーーーッ!
濃厚な牛すきつゆの味と、柔らかいタマゴの甘さが絶妙にマッチしている。これは、まさしくすき焼きそのもののようじゃないか!
・鴨だしとのハーモニー
お次は、鴨だしそばでチャレンジ。
そばとタマゴのハーモニーやいかに!? これも見た目にかなりウマそうだ。
ズルリとすすってみると……。これもウマい! ご飯が欲しくなる味!
・禁断の味
柔らかな鴨だしの甘さが、タマゴの甘さと調和して、いくらでも食えそうな予感。これまた、バッチリと味がハマっている。つゆたまアレンジレシピは一言でいって、禁断の味である。一度やり出すとハマること確実なので、心してチャレンジして欲しい。もう後には戻れないぞ……。
参考リンク:マルちゃん(東洋水産)
Report:佐藤英典
Photo:RocketNews24