ディエゴ・マラドーナ。もしサッカーに詳しくなくても、この名前を知っている人は多いことだろう。周知の通り、彼は伝説のサッカー選手。56歳となった今でも……たとえ整形してオカマみたいな「ママドーナ」になったとしても……その類いまれなる能力を語り継がれている存在だ。
近年は「ぽっちゃりした破天荒オジさん」というイメージがついてしまっているマラドーナ。しかし、当時の彼のプレーは何度見返してもスゴいものがある。例えば今回お伝えする動画もそう。パスしている映像だけでも、やはり彼は「神の子」だとわかる。
・考えられないほど上手いマラドーナ
「5人抜き」をはじめ、いくつもの伝説的ゴールを決めてきただけにストライカーというイメージが強いマラドーナだが、実際は何でもできる万能型。シュートはもちろん、ドリブル、パス、状況判断……すべてにおいて異次元の存在だった。
その中で照準をパスだけに絞ったのが、動画「Maradona Unreal Passing Skills」だ。一昔前の映像だけに少々画質は悪いが、それがどうでもよくなるくらいマラドーナのパスが上手い。というのも……
・魔法の左足
現代風にいうと「神ってる」のだ。マラドーナはたった1本のパスで局面を変えてしまうシーンを連発! 中には「背中に目がついているの?」と思うくらい視野が広いものもある上、受け手のことも考えて最高のパスを出すから、さすがの一言に尽きる。
そして相手のメンタルをズタズタに切り裂くようなテクニックも随所に披露。きっちりタイミングを外し、ここしかないという位置に絶妙なパス……しかもそれを当時の劣悪なピッチでやってのけているのだから “変態” だ。
・やはり神の子
多少ぽっちゃりしている姿でも、魔法の左足の精度は相変わらず。見れば見るほど彼のスゴさがわかる内容となっている。やはりマラドーナは神の子。彼を尊敬する選手が、後を絶たないのも納得の一本である。