毎年、冬の寒い時期に流行するインフルエンザ。高熱・悪寒・筋肉痛・頭痛……などなど様々な症状を発祥し、最悪の場合には死に至ることもある恐ろしい急性感染症である。
そんなインフルエンザが例年より早く流行し始めたようだ。東京都によるとインフルエンザの患者報告数が、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えたという。そこで今回は、インフルエンザ対策5つのポイントをまとめてご紹介したい。
・インフルエンザ対策5つのポイント
インフルエンザの感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染が主と言われている。つまり、人混みの中などでいつの間にかもらっている可能性があるので、とにかく帰宅後の基本ケアが必須といえるだろう。
東京都では以下の5つのポイントを、インフルエンザ対策として発表している。
・こまめな手洗い
・休養、栄養、水分補給
・咳エチケット
・過度な室内加湿・換気
・予防接種(かかりつけ医と相談)
どれも基本といえば基本だが、室内の過度な換気や加湿も良くないようだ。また「いつもの風邪かな?」と思いきや、実はインフルエンザだったということはよくある話なので、咳が出たら必ずマスクを着用するように心がけたい。
・世田谷区は特に注意
なお、現在のところ定点当たりの患者報告数が多いのは、順番に世田谷、大田区、中野区、葛飾区、練馬区、杉並区、台東区……の順になっているから、近所の方は十分に注意しよう。とにもかくにも、始まってしまったインフルエンザの流行。今回ご紹介した5つのポイントを、改めて心がけて欲しい。
参照元:東京都・福祉保健局
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.