青空の下で喰らいつく肉は至高である。異論は認めない。室内で食べる肉と比べれば、少なく見積もってもウマさ1.5倍増し。そこにビールが加われば、3倍増しといったところだろうか。とにかく、天気がいい日に外で肉とビールを味わうのは、至福以外の何物でもない。

今、その至福を味わいたければ、東京・中野のセントラルパークで行われている「大・羊フェスタ」に行くべし。……というか、まさに私(筆者)が味わってきたばかりなのでレポートしよう。

・羊肉のお祭り

簡単に言えば、「大・羊フェスタ」は肉フェスの羊肉限定バージョン。定番のラムチョップやジンギスカンはもちろん、中国の羊シュウマイや羊肉串(ヤンロー串)、ネパールの羊の蒸し餃子など、世界各国の羊肉料理を味わえるお祭りだ。

会場には15の飲食ブースや物販ブースが出展しており、飲食物はチケット(当日チケット1枚300円)と交換する仕組み。大体の食べ物は、1つにつき2枚のチケット(600円)が必要になる。

・ちょうどいい混み具合

ただ、このようなイベントで何より気になるのは混み具合。かつて肉フェスで1つの肉を買うために3時間待ちの目に遭ってトラウマを負った私自身、その点を最も気にしていたのだが……実際に行ってみると心配不要であった。

人気のブースでも、待ち時間は長くて5分程度。すぐに買えるブースも多い。スカスカでもなく、ギュウギュウでもない、ちょうどいい混み具合だ。訪れる時間にもよるので絶対とは言いきれないが、少なくとも私がいた限りでは、待ち時間によるストレスはゼロであった。

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なお私は、ラムチョップ、羊肉串、ネパールの蒸し餃子、羊肉ステーキ、キルケニービールを購入。料理の味はどうだったのか? 答えるまでもないだろう。この記事を書かなくていいのなら、もっといたかったくらいだ。

ちなみに日本気象協会によれば、明日の東京も快適な陽気とのこと。最高である。今日見逃してしまった人は、明日に行ってみてくれ。イベントは明日6日までだからな。

・今回ご紹介したイベントの詳細データ

名称 大・羊フェスタ2016inなかのアンテナストリート
会場 中野セントラルパーク
アクセス JR・東京メトロ「中野駅」より徒歩5分
開催期間 2016年11月5日〜11月6日
開催時間 11:00~17:00 ※6日は10時から
料金 当日チケット1枚300円

参考リンク:羊齧協会「大・羊フェスタ2016」日本気象協会
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼人気の高かった「ラムバサダー」のブース

▼ラムチョップはチケット2枚(600円分)が必要

▼ネパールの山岳少数民族・タカリ族の料理が味わえる「タカリバンチャ」のブース

▼そこで販売されていたネパールの羊の蒸し餃子(ベラコマス モモ)だ

▼「白碗竹筷樓(ばいわんじゅうかいろう)」の羊肉串(ヤンロー串)。ここで紹介している中では、これだけチケット1枚(300円)


▼「Kiwi STAND」ブースのラムチョップ

▼至高の組み合わせ!
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