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ペットのせいで浮気がバレそうになった男 / 法廷でオウムは認められず危機一髪

2016年10月28日

parrot

人間とは違い、いつもペットは飼い主のそばに寄り添い、決して気持ちを傷つけたり裏切ることはない。……と断言したいところだが、どうやらペットのなかには、‟トンでも発言” で飼い主を窮地に追い詰めてしまう動物もいるらしい。

というのも、ペットのオウムが発した言葉で、飼い主である男性の浮気が、妻にバレそうになってしまったというのだ!!

・オウムのせいで浮気がバレそうに!?

これは中東のクウェート国に住む、ある夫婦の話である。妻はしばらくの間、家で雇っている家政婦と夫の関係を疑っていたが、決定的な証拠をつかめないでいた。ところが!!

ある日のこと。ペットのオウムが、今まで妻が耳にしたこともないような「愛の言葉」を繰り返し発するようになり、夫の浮気を確信したというのだ。オウムに悪気はなかったのだろうが、口にするべき……いや、‟くちばし” にするべきでない言葉を発したばかりに、ややこしい事態を招いてしまったようだ。

・法廷でオウムは証拠として認められず

クウェートで不倫は違法行為に当たるため、妻は夫の浮気を証明する証拠物件として、オウムを警察に提出。夫の浮気が証明されれば、夫は刑務所での服役か、もしくは重労働を科せられる可能性があったのだ。

しかし法廷では、テレビやラジオから流れて来る言葉をオウムが真似した可能性もあるとして、証拠としては認められないと判断。夫は、なんとか危機を脱し、懲役を免れることができたのである。

・オウムの言葉で浮気がバレてしまったカップルも!

この夫は妻に浮気がバレずに済んだが、そういう訳にはいかなかったカップルがいる。

2006年にイギリスで、スージー&クリスさんというカップルが飼っていたオウムが、「ゲイリー、愛してるわ!」と繰り返し言葉を発するように!! こうして、スージーさんの浮気がバレて、二人は破局を迎えてしまったそうだ。

万が一の場合に備えて、オウムを飼っている人はやましい行為を控えて、浮気をしている人は、オウムを飼うべきではないかもしれない。

参照元:METROBBC(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Wikimedia Commons

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