2016年現在、皆さんは世界一高いビルの名称をご存知だろうか。ヒントはアラブ首長国連邦のドバイにあること。そして高さは828メートル。そう、その答えは「ブルジュ・ハリファ」だ。
現在、その高さを超えるビルも建設中だが、長らく世界一を死守してきた存在は世界中で知られている。しかし、同ビルの美しさを彩るライトはどのようにして交換されているかまで知っている人はいないだろう。ということでご紹介したいのが、その様子を収録した動画「The LED Exterior Facade of Burj Khalifa Uncovered」である。
・超高所でライト交換
超高層ビルの上でライト交換……聞いただけでもゾゾゾッとするようなフレーズだが、上空で光輝くライトアップが行われるということは、つけた人もいる上、交換する人もいるということ。高所恐怖症の人からしたら考えられないような仕事でも、その道のプロはいるものだ。
・自分の手で交換
では、どのようにしてライトを交換しているのか。動画を再生してみると、答えは明らかになるが、同時に衝撃の光景が飛び込んでくる。というのも、機械を使って交換すると思いきや……
な、ななな、なんと! 作業員たちは、数本の命綱をつけただけで地上数百メートルの世界に飛び出すではないか! そしてまさかの自分の手で交換と、命がけすぎるライト交換をしているのである。
・プロの仕事
大丈夫とはいえ、もし命綱が切れたら……強風でバランスを崩してしまったら……など考え始めたら恐怖すぎるこの映像。しかし、作業員たちは動揺するような様子はなく、淡々と作業をする。ドバイを彩るライトアップも、彼らのプロフェッショナルさがあればこそといったところだろうか。
ちなみに日本一のビルは、大阪府にある地上300メートルの「あべのハルカス」。続く2位には「横浜ランドマークタワー」がつけている。役に立つかどうかはわからないが、これを機に覚えておいてもいいかもしれないぞ。