女性なら子供の頃に読んだ、おとぎ話の舞踏会のシーンなどに登場する美しいドレスを見て、幼心にも憧れを抱いたことがあるのではないだろうか。

一般人女性が、人生のうちで豪華なドレスに身をまとえるのは、結婚式ぐらいだろう。だが、それでは物足りないとばかりに、年間100万円もかけて、豪華絢爛なヴィクトリアンドールのコスプレを楽しむ女子大生が、ネットで話題になっているので紹介したい。なんと、彼女が着ているドレスは全て手作りだというのである!!

・ヴィクトリアンドールに成り切る女子大生のコスプレが超本格的!

ブラジルのサンパウロに住む22歳の女子大生メドナ・ルイズさんは、8年前から、幼少時代に買ってもらった人形のドレスに夢中になり、ヴィクトリアンドールに取り憑かれてしまったのだという。

そして、人形と遊んだり眺めたりするだけでは飽き足らず、「ヴィクトリアンドールのようになりたい!」と思うようになり、自分で衣装を作り始めたのである!

・年間でコスプレにかけるお金は100万円!!

メドナさんが作った衣装を見ると、リボンやレース、コルセットが巧みにあしらわれたドレスは、素人がデザインしたとは思えない出来栄え!! それだけでなく、帽子や手袋にバッグ、靴やアクセサリーといった小物のコーディネートも素晴らしく、その成り切り度がハンパないのだ!

かなりゴージャスな趣味だけに、いくら手作りとはいえ元手は安くなく、年間で3万2800ブラジルレアル(約100万円)ものお金をかけているのだとか! その内訳は、生地代やアクセサリー、手に入りにくい材料を買いに行くための交通費なども含まれる。

・コスプレの支度にかかる時間は3時間!

今までに、メドナさんは30着のドレスを作り上げ、1着の創作期間は2週間で仕上げられる物もあれば、2年半にもおよぶこともあるのだとか。

また、毎日ヴィクドリアンドールのコスプレを楽しんでいる彼女は、メイクして頭からつま先まで衣装を着るのに、3時間もの時間を費やしているそうだ。

ここまで本格的なコスプレ衣装を作れたら、将来的に、デザイナーとして活躍できそうなレベルである。日本のゴスロリファンや、ヴィクトリア朝時代が大好きな女性にも、かなりウケるのではないだろうか。

参照元:Facebook @CCTV NewsMETRO(英語)
執筆:Nekolas

▼ドレスだけでなく、帽子やアクセサリーまで細部にわたるこだわりがスゴい!!