ロケットニュース24

秘伝の製法で30年愛される「日本亭」の唐揚げ弁当を食べてみた / コスパはそれほど高くないが納得のクオリティ

2016年8月22日

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ここのところ集中的に、安くてボリューミーな唐揚げ弁当を紹介している。このシリーズを続けていると、誰もがいかに唐揚げ弁当が好きかが良くわかる。記事へのコメントや問い合わせに、「あの店の方が量が多い」とか「こっちの店の方がコスパがいい」などの情報が、どんどん寄せられるのだ。

唐揚げ弁当はみんなの心のふるさとなのである。さて、今回は読者から頂いた情報をもとに、訪ねたお店である。関東を中心に店舗展開している「日本亭」のデカ5弁当だ。大きな唐揚げが5つも入っていることから、この名前がつけられた弁当の実力やいかに!?

・浅草橋のお店

私(佐藤)が訪ねたのは、日本亭の東京・浅草橋店である。JR浅草橋駅西口から約5分のところにお店はある。オタクの聖地秋葉原のほど近くでありながら、住宅が密集しており、割と閑静な地域だ。

・デカ5は「デカファイブ」ではない

店内はこざっぱりとしており、地味な印象を受ける。賑やかしのPOPなどはなく、メニューに集中できる。さて、注文するのは当然唐揚げ弁当だ。ここは、唐揚げの数に応じてメニューがある。大振りな唐揚げ3つのものはデカ3(500円)。4つならデカ4(550円)。5つならデカ5(700円 ライスは大盛り)となる。

ちなみにこのデカ5の読み方は、「デカファイブ」ではなく、「デカゴ」だ。同様に「デカサン」に「デカヨン」ということになる。

・フタは閉まっている

開店直後に訪ねたので、唐揚げを揚げるのに多少時間がかかった。7~8分で弁当完成! さっそく近くの公園で実食だ!!

これまでの唐揚げ弁当シリーズにおいて、500円オーバーは高額の部類。デカ5の700円はブルジョワの領域である。しかし袋から弁当を出してみると、フタが閉まらない! という訳ではない。ボリューム的には普通といったところか。それでもライスは大盛りになっている。

・「野生の唐揚げ」と「養殖の唐揚げ」

フタを開けると、ゴルフボール大の唐揚げが5個、姿をあらわした。これはこれまで食べてきた唐揚げと、明らかにフォルムが違う。しっかりと成形されたタイプだ。私はどちらかといえば、無造作に揚げられた唐揚げが好きだ。自由奔放な形、荒ぶるその姿を「野生の唐揚げ」と呼ぶようにしている。

一方、日本亭の唐揚げは育ちの良さが窺える。これをあえていうなら、「養殖の唐揚げ」ということになるだろうか。丸く形作られているところに品を感じる。

食べてみると、衣にも肉にもしっかりと味がついている。しょう油ベースの濃い味は、ご飯を食うのにまったくふさわしい味付けだ。匂いだけで食欲を刺激される。

・唐揚げへのこだわり

唐揚げのこだわりは、しっかりと伝わってくる。形からも、もちろん味からも。しかし700円なら、個人的にはもうちょっとボリュームが欲しいところだ。とはいえ、これまで紹介したお店のなかでも1・2を争う唐揚げのクオリティ。ボリュームよりも味を優先したい人にはオススメである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 日本亭 浅草橋店
住所 東京都台東区浅草橋4-20-10
営業時間 10:00~15:00(売切れで早く閉まる場合も)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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日本, 〒111-0053 東京都台東区浅草橋4丁目20−10
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