黄色い肌に頭の上の突起、つぶらな瞳に小さな体、ニッコリお口といえば、ご存じレゴのミニフィギュア。今では人種や表情のバリエーションも増えて、人気は高まる一方だ。
だが、しかし! そんなレゴのミニフィギュアを全力フルスイングのガチでコスプレしてみたら……とんでもなく恐いことになるようだぞ!!
・サンディエゴでの「コミコン」にレゴコスで参戦
毎年、米サンディエゴで開催される「コミコン・インターナショナル」。ゲームやマンガ、アニメ、映画などに関する大規模なコンペティションである。多くのコスプレイヤーが集結することでも知られているのだが、今年、フランク・イッポリトさんはレゴの「ミニフィギュア」コスプレで参戦した。
・重さ6.5キロの超リアルなレゴマスク
出来は超リアルで、完成度もとても高い。でもお世辞にも、カワイイとは言いがたい……。動画『Real-Life LEGO MiniFig Cosplay!』に収められたコスプレを見てみると、そこには本格志向のレゴマスクが。ブヨブヨした皮膚に、細かいシワ、まゆ毛。握手するのもためらってしまいそうな2本指の手……。ああ、爪もついてる!
マスクの重さは約6.5キロ。通気性が悪いので、熱がこもりやすいそうだ。名前は “Creepy Fig(不気味なフィギュア)” とのことなので、まあ意図して不気味に作られたのだろう。
・会場ではイマイチ打ち解けられない?
さてレゴに変身し、イザ会場へ! もちろんすれ違う人々はビックリ。でもその不穏な見た目からか、みんなヨソヨソしいなあ。たしかに他のコスプレイヤーたちと趣が違いすぎるもんね……。
しかし、レゴブースに行くと様子が変わる。レゴ好きの子供たちから、次々と興味を示されるのだ! 声をかけられたり、一緒に遊んだり、握手したり、頭を気にされたり。なんだか、子供たちに受け入れられていていいなあ!!
・ネット民も戦慄「レゴのホラー映画が出来るな」
それでも、このレゴの見た目は恐い。動画公開から1週間足らずで約290万回も再生されては、次のように人々をゾッとさせている。
「1度見たら、YouTube から何度もこの動画をオススメされるようになった! 見たくないのに!!」
「なんで子供たちは、あの巨大レゴと平気で遊べるんだ……」
「大人はみんな目を合わせないのに、子どもが仲良くしているところがいいね」
「ちょっとカワイイと思っちゃたんだけど、おかしいかな?」
「夜中に目が覚めて、横にこれが立っているところを想像してみろよ」
「これでレゴのホラー映画が出来るな」
「手がヤバい」
ちなみにコスチュームを脱いだとき、イッポリトさんは汗だくでフラフラ。動画からコスプレ・着ぐるみの大変さが、色々と垣間見られるのだった。
参照元:Mashable(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ