北海道の定番グルメのひとつに味噌ラーメンがある。北海道の中でも特に札幌は味噌ラーメンの激戦区であり、札幌で繁盛店として知られるようになるにはそれ相応のクオリティーが必要なのも事実だ。
そんななか、全国のローソンで『らーめん信玄 コク味噌』というカップ麺が発売された。「らーめん信玄 」は札幌でも屈指の人気を誇るラーメン店。しかし、本当にあの味がカップ麺で再現できているのだろうか? そこで筆者は、信玄でラーメンを食べた直後にローソンでカップ麺を食べてその味を比べてみることにした。
・信玄の向かいにローソンを発見
この日筆者は、本物の信玄とカップ麺の信玄を食べ比べるため、まずはじめに「らーめん信玄 南6条店」に向かったところ、目の前に奇跡のパノラマが広がった。
な、なんと、信玄の向かいにローソンがあるではないか! 信玄からローソンまでの所要時間はほんの数秒。両者を食べ比べるには絶好のシチュエーションである。
・「信州(コク味噌)」を参考にして作られたカップ麺
筆者は信玄のカウンター席に着き、店員さんにカップ麺により近い味のメニューはどれかと尋ねたところ、信玄の「信州(こく味噌)」とのことで、そちらを注文することに。ちなみに価格は税込760円だ。
・甘くてまろやかな味噌の味わいが激ウマ
スープを味わってみると、甘くてまろやかな味噌の味わいが激ウマ! 深いコクと若干のとろみが濃厚さを感じさせながらも、ギトギトした脂っぽさのない優しいスープである。
・こだわりを感じられる至高の一杯
麺は札幌味噌ラーメンのスタンダードとも言える中太の縮れ麺で、強いコシがあり食べ応え抜群。さすが札幌の人気店だけあって、スープ、麺ともにこだわりを感じられる至高の一杯であった。
・向かいのローソンでカップ麺を購入
その後筆者は信玄を出て、速攻で向かいのローソンへ。そしてすぐさま「らーめん信玄 コク味噌(税込289円)」を購入し、店内でお湯を入れて待つこと4分……スープを入れてよく混ぜればカップ麺の完成だ!
・本物に近いスープの色
出来上がったカップ麺を見ると、何となくスープの色が本物に似ているような気もするぞ。ひとくち味わってみると、甘くてまろやかな味噌の風味は再現されているが、味噌の粒子やとろみが感じられないのが惜しいところだ。
・味の方向性は同じ
ひとことで言うと「味の方向性は同じ」といった印象。本物よりサラッとしていて、これはこれでウマかった。なお、麺については本物とは全くの別物ではあるものの、コシがあってなかなかの仕上がりだったぞ。
・カップ麺としてみるとかなり完成度は高い
ローソン限定のカップ麺、らーめん信玄 コク味噌は、店の味とは異なるものの信玄の最大の特徴ともいえる甘くまろやかな味噌の味わいを楽しめる一品だ。カップ麺としてみるとかなり完成度は高いので、気になる方は是非食べてみていただきたい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 らーめん 信玄 南6条店
住所 北海道札幌市中央区南六条西8
時間 11:30~翌1:00
休日 無休
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼まずは札幌「らーめん 信玄 南6条店」へ
▼信州(こく味噌)税込760円
▼まろやかでコクのあるスープ
▼コシのある中太縮れ麺
▼柔らかいチャーシュー
▼「信玄」を出てすぐに向かいのローソンで……
▼カップ麺「らーめん信玄 コク味噌(税込289円)」を購入!
▼お湯を入れて4分待って……
▼スープを混ぜて完成ー!!
▼さっそく味わってみると……
▼確かに甘めの味噌が「信玄」っぽい。
▼本物よりあっさりだがカップ麺としてはハイクオリティーだった
▼ちなみに、信玄はチャーハンも激ウマだ。