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【実はイイ奴】心臓発作を起こした看守を助けるために囚人達が取った行動がカッコ良すぎる! 犯罪者からヒーローへ

2016年7月14日

Inmate

一般の人達は、ムショでお勤め中の囚人には、あまり良いイメージは抱いていないだろう。もちろん、犯罪を犯したから収監されている訳で、そう思われても仕方がないかもしれない。

ところが、そんな囚人のイメージを覆すような出来事が起きたというので、紹介したいと思う。心臓発作を起こした看守を助けるために、囚人達が取った行動がヒーロー然としてカッコ良すぎるのだ!!

・囚人が倒れた看守を助けるために助けを呼ぶ!

囚人8人が、犯罪者からヒーローへ転身を遂げる出来事が起こったのは、米テキサス州ウェザーフォードのパーカー郡刑務所だ。なんでも、待機所の外で任務に当たっていた看守が突然床に倒れ、それを見た囚人が、助けを求めて大声で叫び始めたというのだ。

しかし、誰も助けを呼ぶ声に気づかなかったため、8人はフェンス製の待機所の扉に体当たりしてブチ破り、看守の元に駆け寄ったのだ。すでに看守の脈がなかったため、慌てた囚人達は壁を叩いたり大声で叫んだり、なんとか他の看守の注意を引こうと必死になっていたのだ。

・心臓発作を起こした看守が一命をとりとめる!

最初に、上級看守が下階の騒ぎを聞きつけた時、囚人が暴動を起こしているのかと思ったそうだ。ところが、現場に駆けつけると看守が急を要する容態だったため、囚人を待機所に戻して、直ちに救急救命士を呼んだとのこと。

後に、看守は心臓発作を起こしていたことが分かり、早めに処置をすることが出来たおかげで一命をとりとめ、もうじき仕事に復帰する予定である。

・「銃を抜かれるのでないかと心配した」という囚人

看守を助けるために活躍した囚人の一人は、「‟彼を助けない” という選択肢は思い浮かばなかった」とコメント。暴動を起こしているのではと勘違いされ、駆け付けた看守に銃を抜かれるのでないかと少し心配した、とも語っている。

囚人8人の行動は賞賛に値するものだが、待機所のドアが簡単に破られてしまったため、刑務所は、最悪の状況を想定して扉を強化したと報じられている。

彼らが犯罪者であることに変わりはないが、窮地に陥った看守を助けた報酬として、少し豪華な食事を食べさせてあげるなどの待遇があったのか気になるところだ。

参照元:Facebook @WFAA-TVMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼囚人が扉をブチ破って看守を助ける動画はこちら

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