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【検証】北海道民が都内の老舗『えぞ菊』の名物「札幌味噌ラーメン」を食べた結果 → なまら懐かしい気分になる事実を発見!

2016年7月3日

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札幌ラーメンの “顔” ともいえる味噌ラーメン。今となっては全国各地でその味が楽しめるようになったものの、札幌味噌ラーメンを古くから出している店を北海道外で探そうとしても、なかなかお目にかかれるものではない。

しかし、なんと東京都内に札幌味噌ラーメンが人気の有名老舗店があるという。その名は『えぞ菊(えぞぎく)』だ。さて、都内にある老舗の札幌味噌ラーメンとは、どんな味なのだろうか。北海道で生まれ育った筆者が、その味を確かめに行くことにした。

・新宿区「えぞ菊 戸塚店」

今回筆者が訪れたのは、新宿区にある『えぞ菊 戸塚店』だ。店頭には「創業48年 札幌味噌ラーメン」と大きな文字で書かれたのぼりが掲げられている。確かに48年前の創業となると歴史は深い。

・「味噌ラーメン(税込800円)」

この日筆者が注文したのは、もちろんこの店の一番人気「味噌ラーメン」で、価格は税込800円だ。以前と比べて50円ほど値上がりしたらしいが、北海道の相場と比べても800円であればまだ妥当な価格といえよう。

・見た目は確かに札幌味噌ラーメン

出来上がりを待つこと約10分。席に届いたラーメンを見ると……お! なまらウマSOーーー!! ツヤツヤした味噌スープの上には、チャーシュー、メンマ、ワカメ、そしてひき肉と一緒に炒めたもやしがたっぷり盛られている。なるほど、見た目は確かに札幌の味噌ラーメンだ。

・スープは懐かしくてシンプルな味わい

では、お味の方はどうだろうか。まずはスープをひとくちいただくと……なまらなつかCーーー! ここ最近の札幌味噌ラーメンで多くみられる「濃厚・コッテリ・スパイシー」なスープというよりも、札幌に古くから伝わる “昔ながらの味噌ラーメン” に近く、味噌とニンニクの風味が、ラードと共にまろやかに口に広がるシンプルな味わいだ。

・コシのある麺が好印象

お次は麺。箸で持ち上げると、本場の札幌ラーメンよりも太めで角があり、ほとんど縮れていない。本場で主流の中太縮れ麺とは、ちょっと違うようだ。フーフーと冷ましてからすすってみると……弾力があって食感がEーーー! ツルツルでモチモチの麺が好印象である。

続いて、もやしと麺を一緒に食べると……まさに懐かしの札幌味噌ラーメン! 麺の食感に多少違いはあるものの、違和感はなくウマかったぞ。

・ノスタルジックな一杯

都内の老舗ラーメン店で食べた札幌味噌ラーメンは、味噌とニンニクの風味にラードが浮かんだスープ、そしてたっぷりのもやしが懐かしい、北海道民にとってノスタルジックな一杯であった。都内近郊にお住まいで、昔ながらの札幌味噌ラーメンが食べたくなった方は、是非この店を訪れみていただきたい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 えぞ菊(えぞぎく)戸塚店
住所 東京都新宿区西早稲田3-21-18
時間 11:00~翌5:00
休日 年中無休

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼新宿区西早稲田「えぞ菊 戸塚店」

▼メニュー

▼「味噌ラーメン(税込800円)」

▼北海道民にとって懐かしい味わいのスープ

▼もやしがたっぷり

▼弾力のある麺

▼メンマは程よい味加減

▼チャーシューも程よい柔らかさ

▼古くから伝わる札幌ラーメンの息吹を感じる一杯であった

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