人生色々。生きていれば刑務所に入らなくてはならないこともある。しかし塀の内側には、外とは全く違った世界が広がっているかもしれない。
そこで今回は、海外サイト『Reddit』で元受刑者たちが告白していた「刑務所で目撃して驚いた光景」をご紹介しよう。一体彼らは、どんなことを目にしたのだろうか……?
その1:プラスチック片をムスコの中に……
薬物売買の罪で、米ノースカーン州刑務所にいたユーザーネーム ringpiece21 さんは、こんな光景を目撃したという。ある男性受刑者が、プラスチックのコーヒーカップの取っ手を壊し、それを床に擦り付けて小さくしていた。
そして取っ手が小さくなると、男はカミソリで自分のムスコをおもむろに切り開き、ムスコの皮膚の下にその “小さな取っ手” を埋め込んだそう。なぜそんな行為がなされたかは不明だ。
その2:刑務所ならではの料理方法
dash_hound さんは、「刑務所仲間が教えてくれたことなんだけど……」と次のような話を披露。刑務所では、味付けが薄い食事ばかりが提供されるから、“料理” の仕方を覚えなければならない。
そこで彼の刑務所仲間は、皿にインスタントラーメンを入れ、ポテトチップスや固くなったチキン、手づくりのチーズソースなんかをぶち込んだレシピを教えてくれたという。ちなみにチーズソースも手づくりで、チーズ味のクラッカーとピクルスの汁をまぜたものだ。
こう書くとマズそうに聞こえるけど、なかなかのお味だった模様。なぜなら刑務所で出されていた食事よりもずっと上等なお味だったから……。
その3:乳首とまぶたを切りとった男
自分の乳首とまぶたを、爪切りで切り落とした男を目撃したよ。看守が止める間もなかった……とユーザーネーム oldblueeyess さんは語っていた。
その4:受刑者たちのタフさ
Itsnotoveryetdamnit さんの1番ビックリしたことは、受刑者のタフさと恐ろしさ。「外の世界であんなに恐ろしい奴らと会ったことはないから、もう怖いものなんて何もない」そうだ。
その5:暴行を受けやすい人とは?
受刑者同士だけでなく、看守と受刑者間のヒドい暴行を山ほど目撃し、肝を冷やしたという ThrowAway6582146 さん。そんな彼が暴行を受けないための “アドバイス” を行っていた。
受刑者が暴行するターゲットを決めるときは、お金や食べ物、薬物、携帯電話、可愛いお尻を奪うためか、気に食わないからとの理由があるようだ。もし暴行を受けてやり返さなければ、何度でも攻撃の対象にされてしまうので、反撃する意志を見せることが大切。“自分の身を守れる = 仲間にしても安心” ということで、友人や仲間も出来やすくなるらしいぞ。
その6:警察犬と遊んでいただけで……
ある黒人男性が警察犬と遊んでいただけで犯罪者扱いされ、厳重警備の刑務所に入れられていたそう。そのことにビックリした、と mags5913 さんは述べている。
その7:看守に向かってウンコやオシッコ
何人もの受刑者が、看守の顔に向かってウンコやオシッコをかけていた場面。その看守が大嫌いだった chewyrubber さんは、とてもスカッとしたという。
──以上である!!
海外の刑務所の様子を、少しだけ垣間見ることができた今回の体験談。映画やドラマの中で殺伐とした世界として描かれている刑務所だが、現実にも恐ろしいことは起こるようだ……。
参照元:Reddit、Metro(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.