受取人が希望する日時や受取方法などを指定し連絡をくれるヤマト運輸の「お届け予定eメール」。個人の都合に合わせて荷物を受け取れる便利なサービスだけに、利用している人も多いことだろう。
そんな「お届け予定eメール」を装った不審メールが現在拡散しているとして、ヤマト運輸が自社ホームページ上で注意を呼びかけている。一体どんななりすましなのか? 被害を拡大させないためにもご紹介しよう。
・件名やアドレスが同じ
ヤマト運輸のホームページによると、不審メールには「お届け予定eメール」と同じ「件名」や「差出人アドレス」が表示されていて、うっかり添付されたZIPファイルを開くとウイルスに感染。大量のスパムメールが送られてくる被害を受けるそうだ。
・見分ける部分は添付ファイル
対策としては、絶対に添付ファイルを開かないこと! 実際の正しい「お届け予定eメール」には添付ファイルがないため、たとえ「件名」や「差出人アドレス」でヤマトのものと思っても添付ファイルがあった場合、即メールを削除してほしいという。
・ネットの声
この件についてTwitterでも警戒を呼びかける声が続出している。以下が主なコメントだ。
「だんだん巧妙になってきてます」
「本物のアドレスから来るなんて危ない!」
「おう、来たから削除したぞ!」
「友達に、伝えとく」
「悪質きわまりない」
なお、2015年末から同様の手口で「日本郵政」を装ったメールも出回っていたが、今回との関係性は不明。とにかく迷惑極まりない悪質な不審メールに気をつけよう! もう1度言うが、添付ファイルが付いた「お届け予定eメール」は即削除だ!!
▼Twitterでも不審メールに対する注意の声が上がっている
ヤマト運輸の本物のアドレスから30日着で荷物が届くってメールが来た。何も買ってないのにおかしいと思ってサービスセンター電話したら、今日1日でもの凄い問い合わせが来てるって。それらしいメール来てもzipファイル開けちゃダメ。 pic.twitter.com/XQw42ioKBC
— 童夢 (@sarah_dome) June 29, 2016