X JAPANのドラム兼ピアノ、そして同バンドのリーダーとしても知られるYOSHIKI（よしき）さん。圧倒的なカリスマと、常に時代の最先端をひた走る抜群のセンスはいまだ健在で、日本のミュージックシーンにおける最重要人物の1人といってもいいだろう。
そんなYOSHIKIさんがつい先日、衝撃的な新プロジェクトを発表した。それが自らプロデュースを手掛ける『Lady’s X（レディース エックス）』である。要するに「女性版X JAPAN」を結成するとのことだから、これはスターへの道が約束されたも同然ではないか……！ 応募するっきゃねぇぇぇえええ!!
・YOSHIKI全面プロデュース
レディースXは、YOSHIKIさんが全面プロデュースするビジュアル系ガールズバンドのことである。この件についてYOSHIKIさんは「僕の場合、本気でやったら絶対に成功させる」と語っているから、メンバー入りすれば人生の勝ち組待ったなしの超大型イベントだ。
しかも応募のハードルは低く、女性であれば年齢も経験も不問という神すぎる内容。「ボーカル」「ギター・ベース・ドラム・ピアノ・etc」「マネージャー」のいずれかに応募しようかと思ったが、残念ながら記者は男である……。
一瞬、「性転換？」と頭によぎったが、落ちたらシャレにならないので代役を探すことに。記者の「ビッグになりたいか？」との誘い文句に、「なりたいです！」と即答してきたのが、姉妹サイト「Pouch（ポーチ）」の記者、百村（ももむら）モモである。
・本気で応募
歌声に自信がなくバンド経験もゼロという百村だが、やる気だけはハンパない。「リコーダーならイケます！」ということだったので “etc枠” で応募してみることにした。だが、リコーダーだけでは正直弱すぎる……。ここは記者が責任を持って、百村……いやMOMO（モモ）をレディースXに導こうではないか！
というわけで、当サイトでもたびたびお世話になっているカリスマ美容師・アンジー佐藤氏にMOMOの変身を依頼。変身するのはズバリ！ X JAPANのボーカル「ToshI」さんである!!
理由は簡単で、YOSHIKIさんとToshIさんが幼なじみであることはあまりに有名。きっとToshIさん風のMOMOを見たら、YOSHIKIさんの心も揺れ動くに違いない……。MOMOがToshIさんに似れば似るほど、レディースX入りの可能性は高まるハズだ。
・ToshIに変身
というわけで、いざ変身スタート！ 最初は「1週間前にカットとヘアカラーしたばかりなんですけど……」と渋っていたMOMOだったが、記者の「ビッグになりたいんだろ！」の一声に「やります!!」と気合いがみなぎる。そう、全てはレディースX、そしてスターに繋がる道なのだ。
アンジー佐藤氏も「昨日、予習しました！」と言う通り、あえてムラが出るようにブリーチを施したり、なるべく立ちやすいヘアスタイルにカットしたりと、万全の体制。いい感じで “ToshI化” が進んでいたのだが、メイクの段階で異変が起きてしまった……！
「歌舞伎？」
アイラインだけを入れたMOMOは、歌舞伎、もしくは単なる「悪役の女子プロレスラー」である。だがアンジー佐藤氏の「大丈夫です！」の言葉を信じメイクを続けていくと……！
「キャッツ？」
ちょっと劇団四季になってるんですけど！ お願いしてるのはToshIさんですよ!! 果たしてToshIさんに激似のMOMOは完成するのか？ 衝撃の大変身は2ページ目へGOだッ!!
参考リンク：Lady’s X Official Site
Report：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.
【衝撃】YOSHIKIプロデュース「Lady’s X（レディース エックス）」のメンバー募集中！ ガチでプロモを作って応募してみた!!（2ページ目）
心配をよそに、バリバリとメイクを施していくアンジー佐藤氏。その目に一切の迷いはない。やがてバンダナを巻き、髪の毛を逆立て、黒い口紅をまとうと……ToshIキタァァァアアアアアアア！ クオリティたけぇぇぇええええええ!! さすがカリスマ美容師！ もはや百村の面影はなく、完全にMOMOという別人格であるッ!!
これまでお届けした数々の変身の中でも、屈指の完成度誇るMOMO。アンジー佐藤氏も「これは来ましたね！」と興奮気味だ。……イケる。これならマジでレディースXを狙える。あとはMOMOの魅力を最大限に引き出せれば、この勝負はもらったも同然だ。
・完全にTOSHI化
誰が見てもToshI化しているMOMO。そんな彼女にふさわしい舞台……悩んだ挙句、MOMOを連れ出したのは東京ドームである。これまでX JAPANは同地で何度もライブを開催しているから “聖地” と呼んでもいいだろう。逆にMOMOにふさわしい場所は東京ドーム以外に考えられない……！
というわけで電車移動。美容室のある自由が丘は日本でも有数のセレブタウンだが、MOMOの存在感は自由が丘に負けていない……いや、圧倒的に勝っている。やがて東京ドームに到着したMOMOは、まるでそこで生まれ育ったかのようにドームと一体化しているではないか。こ、これは……！
・ガチのプロモ完成
その後、何日も特訓したX JAPANの代表曲『紅』をリコーダーで演奏するMOMO。ギターのような派手さはないものの、その音色は確かに聴く者の心を魅了する優しさであふれていた。もしかしたらYOSHIKIさんですら涙するかもしれない……そんな音色である。
今回撮影したプロモーション動画はガチで応募したから、きっとYOSHIKIさんの目に留まるハズだ。レディースXは2016年12月31日まで応募しているので、MOMO以上に自信がある人は、ぜひ応募してみよう。……MOMO以上の自信があるならな！
参考リンク：Lady’s X Official Site
Report：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.
▼こちらが動画だ。リコーダーの音色を確認すべし。
▼オフショット。
▼「エークッスッッ!!」
▼見た目だけではなく努力も欠かさなかったMOMO。レディースX入りなるか？
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]