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【保存版】映画『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』主要登場人物のプロフィールまとめ(原作情報あり)

2016年4月29日

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2016年4月29日、いよいよ話題の映画『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』が公開される。大ヒットした『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』の後継作だから、このゴールデンウィークに劇場へ足を運ぶ人も多いことだろう。

今作にはざっと12人のスーパーヒーローたちが集結しており、予備知識があった方がより楽しめることは確実だ。そこで今回は原作情報も含めつつ、『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』の主要登場人物のプロフィールをまとめてみたのでご覧いただきたい。

・12人のヒーローたち

登場人物のキャラ紹介をする前に一点断わっておくと、映画と原作で設定が違う点もこの記事には含まれている。さらに言うと原作もアメコミ特有の文化「リセット」(それまでの設定をリセットすること)されることもあるから、大まかな知識として参考にしてほしい。

・キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)

元々は病弱な青年であったが、第二次世界大戦中に米軍が密かに行った「スーパーソルジャー計画」により誕生。特殊な血清の効果で、人間の限界を突破した身体能力を有している。年齢的にはおじいさんなのに見た目が若いのは、約70年間も氷漬けにされていたのと血清のおかげ。

トレードマークの盾は、地球で最も硬い希少金属 “ヴィブラニウム” 製で、基本的には傷すらつかない。最大の武器は、強いリーダーシップと精神の高潔さで、いつでもヒーローたちのリーダー的な存在。まさにキャプテンである。

・ウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)

原作ではバットマンでいうところのロビン的な、キャップ(キャプテン・アメリカ)のサイドキック(相棒)。キャップと同じく氷漬けにされていたが、彼は記憶を失くした状態でソ連に発見された。

その後、洗脳されソ連の暗殺者「ウィンター・ソルジャー」となり暗躍。映画「キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー」でキャップと再会を果たすも、記憶は曖昧なままである。高い身体能力とソ連の生体工学技術を結集した義手が武器。

・ファルコン(サム・ウィルソン)

原作ではかなり影が薄いファルコン。映画によりその存在がフューチャーされた1人だ。原作も映画も「飛行能力」が彼の唯一にして最大の武器。キャプテン・アメリカとの友情が厚い。

・ホークアイ(クリント・バートン)

こちらも原作では影が薄かったものの、映画で出世したキャラの1人。弓矢の能力に長けており「地上最強の射手」と呼ばれている。原作ではサーカスで育ったという設定で、性格はどちらかというと自分勝手。そのため何度か死んでいる。

・スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)

原作ではX-MENの超大物「マグニート」の娘という設定。映画ではちょっとした超能力程度しかないと思われがちだが、原作で「現実を改変する」というマーベルコミック最強レベルの能力の持ち主で、今作の登場人物の中では断トツで強い。なお、原作ではビジョンと結婚している(後に離婚)。

・アントマン(スコット・ラング)

元々は、天才科学者「ヘンリー・ピム」博士が開発した、人間のサイズを縮小させるスーツ。それを盗んだ後に改心し、2代目アントマンとなったのがスコット・ラングである。原子レベルまで体を縮小させられる一方、巨大化し「ジャイアントマン」になることも。

まだまだ折り返しの6人目。残りのスーパーヒーローたちについては次ページへGO!

参考リンク:シビル・ウォー / キャプテンアメリカ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)2016 Marvel.

・【保存版】映画『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』主要登場人物のプロフィールまとめ(原作情報あり)その2

・アイアンマン(トニー・スターク)

マーベル史上屈指の天才的な頭脳を持つ人間。そして大金持ち。元々の戦闘能力はスーパーヒーロークラスではなく、あくまでのあの “パワードスーツ” が強いだけである。頭が良すぎるせいか独善的な一面を持ち、周囲とたびたびトラブルを起こしがち。

・ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)

彼女もコミックでは渋い存在であったが、映画化で大出世したキャラクター。キャップ同様、ソ連の特殊な血清のおかげで、超人的な身体能力を有し見た目も老けないが、実は90歳以上とも言われる。スパイとしての訓練も受けており、語学に堪能で精神コントロールが達者。

・ウォーマシン(ジャームズ・ローディ・ローズ)

トニー・スタークの友人で軍人。中身は人間で、パワードスーツが彼の特殊能力の全てである。とはいえスーツがメチャメチャ強いから、彼もかなり強い。原作では負傷したトニーの代役となり、アイアンマンとして活動していた時期があった。

・ヴィジョン

アイアンマンが開発した人工知能 “ジャーヴィス” と、悪役の “ウルトロン” が融合してできたアンドロイド。飛行能力・透明になる・物質をすり抜ける・ビーム……などなど、こちらもマーベル史上屈指の強烈な能力の持ち主である。が、彼の最大の特徴は人間より崇高な魂で、誰よりもキレイな心を持っている

・ブラック・パンサー(ティ・チャラ)

映画では本作が初登場。アフリカの小国 “ワカンダ” の王で、人間の限界突破レベルの身体能力と、超一流科学者としての天才的頭脳を持ち併せている。強さの秘密はワカンダにのみ生息するといわれるハーブを食しているため。

ワカンダは小国だが超一流の技術先進国で、キャップの盾の原料 “ヴィブラニウム” もワカンダでしか発掘されない。そのためブラック・パンサーのスーツや爪にはヴィブラニウムが仕込まれており、戦闘能力もかなり高い。なお、原作ではX-MENのストームと結婚しており、2017年には単独映画の公開も決定している。

・スパイダーマン(ピーター・パーカー)

元々は冴えない高校生。特殊なクモに噛まれたことをきっかけに、特殊能力を得る。おっさん系ヒーローが多いためか、ティーンネイジャーの彼はマーベルコミック内ではマスコットキャラ的存在で、とにかく明るくよく喋る。

制作会社は違うが、2017年には今回出演したトム・ホランドを主演に「スパイダーマン・ホームカミング(SPIDER-MAN: Homecoming)」が公開予定。そこにはアイアンマン役でロバート・ダウニー・Jrの出演も決定している。

──以上である! 以前の記事でもご紹介したが、今作をより楽しみたい人は「アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン」「キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー」「アントマン」の3作をDVDなどで復習しておくといいだろう。

この3作に加え、Huluのアカウントがある人は「マーベル・ナイツ・アニメーション」で “ブラック・パンサー” を予習しておけば完璧だ。『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』は2016年4月29日からいよいよ公開するぞ!

▼こちらが予告編動画だ。

参考リンク:シビル・ウォー / キャプテンアメリカ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)2016 Marvel.

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