ネッシー、ツチノコ、チュパカブラなど、未確認生物(以下UMA)の目撃情報にワクワクしちゃう人は多いだろう。事実、地球上には少なく見積もって数百万種の未確認生物がいると言われている。また、19世紀半ばまでゴリラが UMA だったことを考えると、巨大な未確認生物が隠れ住んでいる可能性はゼロではない。
この度、タイで捕獲された魚が「こんな生物見たことない」と話題になっている。その姿を見てみると、細長い体は「竜宮の使い」に似ているが、体と同じ幅の大きな口に何本も生えている牙は鋭く、肉食魚のオーラを放っている。さらに、生白く目がないビジュアルはエイリアンのようだ。あかん、完全にダークサイドに堕ちてはる……。
・獰猛な気性
動画「Weird Monster Fish Caught in Thailand」を再生してみると、仰向けに水揚げされた1匹の魚が映し出される。現地の漁師が棒で体をつつくと、大きく口を開けて威嚇のようなポーズを取るのだが、その口には鋭い牙が。
生白く細長い体をくねらせあがく様子は獰猛(どうもう)な気性を彷彿とさせる。また、動画後半の棒に噛みつくシーンを見たところ、顎の力も相当強そうだ。
・ワラスボ……かも?
ネット上では、この生物が九州は有明海に生息する魚・ワラスボの亜種ではないかとの声があがっている。なお、ワラスボは干潟の泥中に巣穴を掘って生息し、潮が満ちると海中に泳ぎだす鋭い牙と退化した目を持つ肉食魚。海外では、朝鮮半島・台湾・中国に生息しているという。
しかしながら、ワラスボの体色は青みがかった色のため、生白いこの魚が本当にワラスボかどうかは不明である。まがまがしいオーラを放つその姿はぜひ動画で確認してみてくれよな!
参照元:LiveLeak.com
執筆:中澤星児
▼完全にダークサイドに堕ちてはる……。