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自然な生き方を子供に体験させるため「自給自足で6000キロを旅した一家」が話題! サバイバルな旅が貴重な経験に!!

2016年3月24日

子供達が、学校や教室では学べないことは山ほどあるに違いないが、親としては、学校を長期間休ませてまで、家族旅行をしようとはナカナカ思えないだろう。だが、‟三つ子の魂百まで” とばかりに、なかには、多感な幼少期に子供達に世界を見せて、様々な経験を積ませようと考える親もいる。

そして、ある一家は1年2カ月もかけて自転車で6000キロを旅し、道中は、草花や釣った魚など自然に手に入る物しか食べなかったというのだ! このサバイバルとも呼べる貴重な旅で、子供達は多くのことを学んだようである。

・自給自足しながら一家が6000キロをサイクリング!


一家で、自転車による6000キロもの旅を実践したのは、豪ビクトリア州デイルスフォードに住むパトリック&メグ・ジョーンズさん夫婦だ。エコな生活を追及する二人は車を所有せず、旅行する時は自転車で移動するという徹底ぶりである。

そんな、ナチュラルなライフスタイルを目指す夫婦が、2013年に彼らの二人の子供、ウッディ君とゼルファーちゃん、飼い犬のゼロと共に1年2カ月にわたる旅に出たのだ。そして道中は、草花や木の実、釣った魚や動物の死骸などを主な食糧とし、ほぼ自給自足を徹底したというのである!

・道中は釣った魚や動物の死骸を食糧に

本や学校でエコライフについて学ぶだけでなく、実践することが大切だという信念に基づき、夫婦は、身を持って子供達に ‟自然に重きを置く生活” を体験 させたかったという。

自給自足といっても、どこかに生活拠点を置いて野菜や穀物を栽培できない旅では、食糧を確保できる確率は行き当たりばったり的なところがある。それだけに、‟旅” というよりは ‟サバイバル” に近い経験だと言えるだろう。

一家だけでなく、ワンコのゼロも自分で餌を狩っていたというから、なんともワイルドである。ゼロは、1時間もしないうちに獲物をゲットして戻って来ていたそうで、完全に野生の勘を取り戻していたようだ。

・エコな旅を実録した著書も出版!

1年2カ月の旅を終えた時、一家は、道中で食糧や薬に代わりに使った250種類もの植物を記録。2015年には、石油やテクノロジーに頼らない生活の素晴らしさを広めたいと、お金をかけないエコな旅を実録した著書『The Art of Free Travel: A frugal family adventure』を出版している。

一家は、旅をしていない時も野菜や穀物を育てて自給自足の生活を実行し、山で拾った薪でお湯を沸かし、シャワーを浴びるのは週1回なのだそう。彼らのような生活を真似するのは簡単ではないが、一人一人が少しでも省エネを心掛けるようにすれば、大きな結果が生まれるのではないだろうか。

参照元:Facebook @Artist as FamilyMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼道中はホテルに泊まらずにキャンプを徹底!

▼こちらが一家が出版した著書

▼旅の間、食糧はほぼ自給自足!

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