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【工場見学】自然派コスメLUSHの人気イベント「ラッシュキッチンツアー」でバスボム作りと特別な原材料ランチを堪能してきた!

2016年2月29日

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UK発の自然派コスメブランドとして、日本にも数多くの店舗を構えるLUSH(ラッシュ)。中でも特にこだわりの商品を作る場所『ラッシュキッチン』では、シェフと呼ばれる人が毎日新鮮な野菜や果物を使って商品を手作りするそうだ。キッチンで作るコスメだなんて素敵。一体どんな風に作っているのか、のぞいてみたい……!

というわけで今回、私(DEBUNEKO)は娘と一緒にラッシュキッチンでの “調理風景” を見学、さらに特別な “原材料で作ったランチ” も堪能してきたので、大量の画像と共に徹底的にレポートするぞ! それはそれは夢のような空間であったことを先に述べておく。是非アナタも覗いてみて!

・倍率は約30倍! 人気の「ラッシュキッチンツアー」


ラッシュキッチンでは、シェフが毎日異なる商品を35個~1000個だけ製造。出来上がり次第すぐに出荷されるため、フレッシュな状態で手元に届くというものだ。なくなり次第終了。店舗では販売していない、オンライン専売の特別な商品である。

そんな特別なアイテムが作られるラッシュキッチンを見学できるツアーが、「ラッシュキッチンツアー」! 毎回抽選で、午前と午後の部を合わせた「24組48名」が参加できるのだが……その倍率は約30倍! とっても人気のイベントのようだ。

・豪華なツアー内容


注目すべきは内容の充実っぷり。ラッシュ愛用者はもちろん、私のように福袋のアイテムくらいしか利用したことのないビギナーユーザーであっても、思わず胸がトキメクような内容だったのだ!

【今回のツアースケジュール】
1:オリエンテーション
2:原材料ランチ
3:ラッシュキッチン見学・製造体験
4:ラッシュスパ見学・ハンドケアマッサージ講座
5:ショッピング

集合場所である神奈川県の本厚木駅(小田急線)では、全身に黒い服をまとった、そこはかとなくラッシュの雰囲気を帯びたお姉さんがお出迎え。「ラッシュキッチンツアー」と書かれた、これまた黒いボードを持っているので間違いない!

参加者である旨を申し出ると……手渡された名札に早速テンションアップ! 私の名前「DEBUNEKO」が、ラッシュの商品に刻まれている文字と同じ字体 “ラッシュ文字” で書かれている! この文字を書けるのはラッシュの社内でも限られた人とのこと。すご〜い!! スペシャルな名札に喜びつつ、駅からはラッシュ柄の専用バスで移動。

・ランチが超絶オシャレで美味しい

到着したラッシュの工場は、これまた黒と白のラッシュカラー。建物全体が『LUSH』だ! 開始早々からラッシュワールド全開だが、ラッシュ尽くしのツアーは始まったばかり。

オリエンテーションが終わると、早くもお待ちかねのランチタイム! このランチを楽しみにしていた参加者も多いはず。というのも、このランチはただのランチではなく、ラッシュのアイテムに実際に使用している原材料と同じ食材で作られたランチなのだ。バレンタインにちなんだ今回は、随所にハートがあしらわれた料理の数々。

生マッシュルームがふんだんに使われたクリームパスタはキノコの風味が口の中でふんわり贅沢に広がり、ポテトサラダはひかえめの味付けで、素朴なおイモの美味しさがホックリと活きてほのぼのと美味しい。カクテルグラスには宝石のようにキラキラしたフルーツの盛り合わせ。イチゴはジューシーでとっても甘〜い!!

素敵なランチにすっかり身も心も満たされたが、ツアーはこれからが本番。食事が終わると、待望のキッチン見学だ! まるでレストランのシェフが着るようなラッシュのユニフォームに着替え、キッチンへGO!

ワクワクの “調理風景” は次ページ(その2)でたっぷりお伝えするぞ!!

Report:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

【工場見学】自然派コスメLUSHの人気イベント「ラッシュキッチンツアー」でバスボム作りと特別な原材料ランチを堪能してきた!(その2)

・待望のラッシュキッチンへ

靴を2回履き替え、手を消毒して、ラッシュキッチンにいざ入室! キッチンではシェフの皆さんが、原材料のフルーツのように爽やかで弾けるような笑顔でお出迎えしてくれたぞ! さて、ラッシュキッチンの中はというと──。

ステンレスの大きなお鍋や、おたまやハンドミキサーなどの見慣れたキッチンアイテムのほか、業務用の大きなかくはん機なども。冷蔵庫には見るも鮮やかでフレッシュなフルーツや野菜が詰まっている。その名の通り、本当にキッチンだ!

そして、お待ちかねの製造実演! テーブルにズラリと並んだ原材料は、ミントやカカオバターなど、とっても美味しそう。パッと見では、誰もがこれから「バレンタインのスイーツを作る」と思ってしまうだろう。だが、作るのはチョコレートを原料としたフレッシュフェイスマスクの、『ショコラのこだわり 』。

・作っている姿もクッキング


シャカシャカと混ぜる様も完全にお菓子作りだが、たま〜に “泥” や “エッセンシャルオイル” などが登場すると、ふと「食べものじゃなかった」ことを思い出す。シェフが手早くヘラで混ぜていき、ペースト状になったチョコレートは焼けばブラウニーになりそうだ。そして……キッチンが甘〜いチョコの香りに包まれたところで、『ショコラのこだわり 』が完成!

見た目は完全にチョコレートだけど、口に入れてはダメ。顔に塗るのだ。ちなみにこのアイテムは店舗での購入が可能だが、合成保存料を一切使用していないので、冷蔵保存で4週間以内に使用した方がよいらしい。食べ物と同じ扱いなのも興味深い! 午前・午後の部と、2回塗られたというマイキーさんの頬はプルプルのモッチモチになっていた。使ってみたいなァ……。

・バスボム作り

さて、作っている様子を間近で堪能した後は、実際に製造体験! 今回我々が作らせてもらうのは、バレンタインの新作『ティスティトスティ』。ピンクのハートにつぼみが入っており、バスタブに入れると、つぼみがポツン、ポツンと浮かび上がってくる。それに合わせて「好き……きらい……好き……」と唱えていくという、花占いができる乙女なバスボムだ。

そしてシェフのワザはここでも炸裂。バスボムの素となる白とオレンジの粉を、鮮やかな手さばきでダイナミックに混ぜ合わせるシェフのマイキーさん。参加者に向けてノリノリで披露してくれたぞ!

ハートの型につぼみを入れたら、マイキーさんの “混ぜ” によってピンクになった粉を入れて、ギュッギュッと押し固める。これが2日もするとしっかり乾燥して固まり、バスボムとして使えるようになるのだそう。念のため崩れないように、きつ目に封をして持ち帰り。2日後が楽しみ……! 記念撮影をしてキッチンを後にした。

・超絶気持ちいいハンドケアマッサージ

キッチンから戻って着替えを済ませたが、まだ終わりではない。再び席につくと、なにやら可愛らしいチョコレートのような? バターのような? これまた美味しそうな固まりが5つテーブルに運ばれてきた! これは「マッサージバー」というアイテムで、今からこれを使ったハンドケアマッサージ講座が行われるらしい。

このマッサージバーは、肌に沿わせた瞬間、体温でジワ〜っと溶け、オイルを塗ったような状態に。そこを娘の肉付きのよいプニプニの手でなでられただけで、き……きンもちいい〜!!!!! オイルで滑らかになった肌を、暖かな手で撫でられるだけで絶妙なマッサージ効果を得られるのだ!


人の手って、こんなに心地よいものだったとは……。私もこれほど慈しむように、丁寧に娘を撫で回したのは久しぶりだ。とってもほのぼのとした幸せな時間。親子の絆も深まったと、ひしひしと実感した。友人・恋人と参加した人たちも、パートナーとの距離が一層近付いたことだだろう。スキンシップって大事だなぁ……。このマッサージバー、ハマりそう!

・ラッシュのとりこになった


その他にも、東京の代官山と京都の2カ所にだけあるラッシュ・スパを再現したお部屋を見学したり、また先ほどキッチンで実演をしてくれたシェフらが日頃製造している、オンライン専売のラッシュキッチンコスメをお買い物したり……と、ラッシュ100%の濃厚な4時間は瞬く間に過ぎていった。

私は先ほどのワークショップで気に入ったマッサージバーや、バスタブが宇宙空間のようになるバスボム「インターギャラクティック」などアレコレ購入。完全にラッシュ愛好家に変身を遂げて帰宅の途についた。

今回のツアーに参加して強く感じたのは、とにかくスタッフをはじめとしたラッシュ全体が “優しい” ということ。原材料の調達は、フェアトレードや動物実験を行っていない業者にこだわったり、また、商品の使用による廃水が環境を破壊しないよう、開発の段階から様々な工夫を凝らすなどの徹底した姿勢に、企業としての誠実さを感じたのだ。

肌だけでなく、人・動物・環境にも優しいラッシュ。今回の取材を通してラッシュの製品を深く知ることとなり、すっかりその “優しさ” のとりことなった私。来年の福袋は今まで以上に堪能できそう!

次ページ(その3)では、記事に掲載しきれなかった大量の画像と共にラッシュキッチンツアーを回顧! ラッシュキッチンをじっくり見学してみて!!

参考リンク:ラッシュジャパン
Report:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

【工場見学】自然派コスメLUSHの人気イベント「ラッシュキッチンツアー」でバスボム作りと特別な原材料ランチを堪能してきた!(その3)

・『ラッシュキッチンツアー』を画像で一気に紹介!

▼本厚木駅で迎えてくれたお姉さん。ラッシュキッチンツアー、スタートだ〜!

▼ラッシュ柄のラッピングバス。

▼工場全体が『LUSH』……!!

▼入り口にディスプレイされている商品がすでにオシャレ。

▼ワクワク。

▼ラッシュキッチンは2階。

▼ゴミの分別が超細い! こんな風にオシャレで清潔なら意識も高まるかも。見習いたい。

▼オリエンテーションで振る舞われたデトックスウォーターも画になる……。

▼宝石のようなフルーツ。とってもジューシー!

▼ハートが乗ったポテトサラダはジャガイモの旨味が優しいお味。

▼ふんだんな生マッシュルームとパクチーのカルボナーラ風パスタ。キノコの風味たっぷりで濃厚!

▼全粒粉を使ったパンはふっかふか。すぐ近くのパン屋さんから仕入れているんだって! ちなみに私はトマトが苦手なのだが、新鮮なこのトマトは美味しく食べられたのだ!!

▼人参のポタージュ。こちらもじんわりと心に沁みる優しい味わい。あったまるなぁ……。

▼メニューと、実際に原材料として使用しているアイテムの紹介も。


▼ランチ後はラッシュのユニフォームに着替えて、ラッシュキッチン見学へ!

▼手をしっかり消毒して入室。

▼こちらがラッシュキッチンのシェフの皆さん\(^o^)/

▼これからチョコを使ったスイーツを作るのかと思ってしまうほど美味しそうな材料。


▼エッセンシャルオイル投入!


▼ミントも入って……

▼ミキサーでかくはんしたら……

▼ “泥” 成分である粉を投入して混ぜる! どんどん粘度を増していくのがわかったぞ。これはかなりの力仕事だ……!

▼塗られたMikeyシェフは「泥棒みたい」と笑いを誘いつつ、そのまま記念撮影に。午前の部でも同様に塗ったというMikeyさん。お肌はモッチモチだった!

▼続いては私たちが作るバスボムの素を大胆にまぜて “魅せ” てくれた!

▼この「つぼみ」を入れるよ。占いの良い結果を期待するなら、奇数にするのがミソ……!

▼結構しっかりギュッと押し固めるよ。

▼できた。紙にはメッセージが隠れている。

▼『ティスティトスティ』完成\(^o^)/ 2日後が楽しみ!

▼ちなみに、後日開封するとこうなっていた。可愛い。

▼記念品をもらって……

▼みんなで記念撮影。これは思い出に残るな〜!

▼個人的にもパチリ。とっても気さくで暖かく迎えてくれたシェフ。泥棒フェイスのマイキーさんと、笑顔が絶えないマッツンさん。

▼帰りたくなくなってしまうほど、手厚くもてなしてくれました!

▼こちらはラッシュスパ。

▼1930年代の、ラッシュ発祥の地であるイギリスのカントリー風キッチンをモチーフにした、レトロで情緒を感じる空間。

▼静かに……

▼大航海への出発をイメージしたマッサージ「ザ グッドアワー」で使うマッサージバーとバスボム。

▼バスボムを投入すると、辺りが霧に包まれたように。幻想的な演出……!

▼このマッサージバーを使ってハンドケア体験! それにしても可愛いくて美味しそう……。

▼お手本を見せてもらいながら……

▼パートナー同士お互いをマッサージ。これが……超きもちいい!!

▼娘が選んだのは「苺畑でつかまえて」。原材料ランチで食べたイチゴが使われてるやつだ〜\(^o^)/ 甘酸っぱい香りとキュートなフォルムがたまらない。

▼マッサージって最高のスキンシップかも! 気に入った。

▼一時品切れにもなった人気のバスボムも実演!

▼泡がカラフル! まるで宇宙空間のよう。泡ではラテアートならぬ、バスボムアートも楽しめちゃう。

▼買っちゃった。お湯が青くキラキラと輝くのも素敵。

▼貴重な機会なのでラッシュキッチンの商品も購入。

▼ラッシュキッチンの商品には、作ったシェフの写真も同梱される。作り手の顔が見え、商品を身近に感じてもらうためなんだって! サインをもらって娘は興奮している。

▼このような懐(なつ)き過ぎた参加者をも笑顔で見送ってくれる。本当に優しい方々だ……!

▼行きとはまた違う柄のラッシュバスでお別れ。また来れますように……!!

参考リンク:ラッシュジャパン
Report:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

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