東京を代表する老舗和菓子店、舟和(ふなわ)。浅草に出かければ至るところで舟和を見かけるし、都内の大手デパートにも数多く出店しているから、ご存じの方も多いことだろう。
そんな舟和の名物といえば、なんといっても「芋ようかん」であるが、実は店舗では土日限定でしか手に入らない『お芋のプリン』があることをご存じだろうか? 記者も偶然その存在を知ったのだが、結論からいうとコレが激ウマ! 「さすが舟和じゃ!!」とアッパレなプリンだったのだ。
・土日限定
筆者が『お芋のプリン』を発見したのは、御徒町の舟和 吉池店でのこと。「芋ようかんでも買って帰ろうかな~」と思いお店を覗くと、キラキラと “土日限定” の文字が見えるではないか。和菓子屋で限定って……ヤダちょっと気になるじゃない。
商品名はお芋のプリン。同じ名前で、贈答用の「おいものプリン」もあるが、記者が気になったのは土日限定の1つ税込381円のほう。パッケージに小さく、「ふなわcafe」と刻まれているのが特徴だ。
・芋のフォースがハンパない
さっそく購入し持ち帰ることに。ちなみにこの商品、調べたところ都内に3店舗ある「ふなわcafe」では毎日販売されているらしく、通常店舗では土日限定の販売となっているようだ(全店舗で扱っているかは不明)。
トロリとした生クリームをまとったプリンをスプーンですくい、一口食べてみると……ウホ! イモイモしい!! さすが1902年に芋問屋からスタートした舟和だけあって、イモっぷりが容赦ない! プリンだから芋ようかんに比べれば口当たりはなめらかだが、それでも強い芋のフォースを感じる!!
・実に舟和らしいプリン
カップの底に沈んだキャラメルと食べると、これまだウマい! 全体的に、液体に近いトロトロプリンではなく、こってりと実のあるプリンといった印象で、芋の風味をそのまま活かしている印象だ。舟和の芋ようかん好きな人であれば「コレは舟和のプリンだわ」と納得するに違いない。
名物の芋ようかん(130円くらい)が激ウマでコスパも良すぎるため、一概に比較するのは難しいが、さつまいも好きな人ならきっと満足することだろう。先述したように、店舗では土日しか扱っていないから、どうしても! という人は「ふなわcafe」に行くことをオススメするぞ。
参考リンク:舟和
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼「芋ようかんといえば舟和」というくらい超有名店。
▼え、土日限定ってなにそれ。
▼ちなみに、同名の商品があるからご注意を。
▼「ふなわcafe」の文字が特徴だ。
▼すっかり洋菓子風に。
▼ずっしりした印象。
▼イモイモしくてウマいね!
▼決してトロトロ系ではない。
▼いかにも舟和らしいプリンだから、興味がある人はチェックしてみよう。