家の鍵やエアコン、冷蔵庫から洗濯機まで、スマホやパソコンから遠隔操作出来る時代となった今、さらに驚くべき製品が登場した。それは、パソコンで操作するマネキンである。
操作といっても歩き出すわけではなく、形状をコンピューターで自由自在に変えられるというこのマネキン。変形する姿は史上最上級のカッコよさだゾ! 動画と合わせてご紹介しよう。
・マネキンの名前は「i.Dummy(アイ・ダミー)」
香港理工大学が開発したその製品は「アイ・ダミー」。最新技術を詰め込んだこのマネキンは、なんと1000個以上もの部品によって作られているとのこと。
・瞬時に身体の特徴をとらえた形に変形
マネキンに1000個以上の部品とは……なんだかちょっとやりすぎな気もするが、この膨大な数の部品が必要な理由は、瞬時に人間の身体の特徴をとらえた形に変形させる為なのだそう。
では、なぜ “変形” させる必要があるのかというと、試着をしなくても服を着たときのイメージをパーフェクトに把握する事が出来るからだという。オーダーメイドで服を作る際など、体型を正確に把握しなければならない場合に重宝しそうだ。
・異常なほどカッコイイ
動画で変形する様子を見てみると……マジかよ! こりゃ、異常なほどカッコイイぞ!! 「カシャカシャカシャ」っと変形する姿が、メカ好きには特にたまらない映像となっているではないか。
・サイズを入力すると自動的に変形
その他動画には、実際にマネキンをパソコンで操作するシーンも収録されている。まずは、服のサイズを入力して、その後実寸を入力すると、自動的にマネキンが体の形状を予測して変形するのだ。
静かに置いとくよりも、永遠に変形させ続けさせていたいと思ってしまうこのマネキン。現在のところ価格や販売状況についての詳細は不明だが、日本でもその姿が見られることを期待したい。
参照元:YouTube、i.Dummy(英語)
執筆:K.ナガハシ