日本マクドナルドが、2016年2月2日から名前の募集を行っていた『北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー』のネーミングがついに決定した。名前の募集の応募総数はなんと501万件にも上ったそうだ。
さて、気になる名前の方だが、2月22日に発表された正式名称はコレ! 『北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー』である。……う~ん、リアクションしづらいネーミングだ……。なんて言えば良いのか……。
・最初が味のクライマックス
この商品は、当初つけられていた仮称にあるように、北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフのハンバーガーだ。私(佐藤)が食べてみた率直な感想は、最初の1口目でクライマックスを迎えて、あとは段々と味の下降線を描く感じだった。
・言い得ているのかいないのか……
映画で例えるなら、最初で最大の山場を迎えて、あとはひたすら冗長的な流れになる感じ。それをネーミングに込めて『尻すぼみバーガー』と命名していたのだが、採用されなかったようだ。決定したのは、『北のいいとこ牛っとバーガー』。言い得ているのか、言い得ていないのか、何とも評価しづらい名前である。この発表についてネット上では次のよう反応が。
・『北のいいとこ牛っとバーガー』についての反応
「名前長い」
「頼みづらい」
「言いにくい」
「つまってない」
「注文するときはずい」
「ないわ〜」
「長いままですよね」
……など。たしかに当初は、『北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー』が長すぎるという理由から、短い名称を募集していたのだが、『北のいいとこ牛っとバーガー』では、短くなり切っていない感じも否めない。
それなら『北牛バーガー』くらい短縮してしまっても良いような気がする。むしろ、そう略される可能性も十分に考えられる。辛口の評価がある一方で、「ウマくまとまっている」といった意見もあるようだ。はたして、この名称は定着するのだろうか? 一部では、ハンバーガーの中身が、広告写真よりも少ないことから、「詐欺バーガー」との呼び声もあったのだが……。北牛バーガーの今後が気になる。
参照元:マクドナルド、Yahoo! リアルタイム検索
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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