キン消し・ビックリマン・ミニ四駆。この3つは80年代に当時の少年たちの心を鷲掴みにした、いわば三種の神器である。その中のひとつ、キン消しが最初に発売されたのは1983年のこと……。あれから30年以上の時を経てキン消しはフィギュアとなり、究極進化レベルでカッコよくなったことは、以前の記事でもお伝えした通りだ。そしてそして……。
漫画・キン肉マンにおける最大の見せ場ともいえるストーリー「運命の5王子」がついに勢ぞろいしたので、今回は写真集としてお届けしたい。世のおっさんたちよ……括目せよ! そして涙にくれるべし!!
・CCPの「マスキュラーコレクション」
このとんでもなくカッコいいキン肉マンのフィギュアは、造形メーカーCCPが手掛ける「マスキュラーコレクション」という。“もし超人が実在したら” をコンセプトに立体化された超人たちは、バキバキに発達した筋肉をその身にまとい、文句のつけようがないカッコよさである。
今回ご紹介するのは、キン肉スグル・ソルジャー・スーパーフェニックス・ゼブラ・ビッグボディ・マリポーサの6体。マスキュラーコレクションは超絶カッコいい代わりに、リリースまで時間がかかるのが特徴で、この6体も約1年半かけて収集したものだ。
・究極の完成度
まずは、キン肉マンことキン肉スグル。実はこれまでマスキュラーコレクションでも、多くのキン肉マンが発売されてきたが、今回ご紹介する “KINスーツver” はまさに別格のカッコよさ。普段のコミカルさを微塵も感じさせないシリアスな表情は、スグルの決定版フィギュアといってもいいだろう。
次に劇中ではそこまで活躍できなかった、マリポーサがとにかくカッコいい。メキシコ出身ならではのポージングは、今にも動き出しそうな躍動感が抜群。褐色の肌も最高で、発達しまくった太ももは、まさに芸術レベルである。
・今から買い集めるのは難しい……かも
また、同じく劇中では噛ませ犬的ポジションに甘んじたビッグボディもヤバい。他のキャラクターと比べてもしっかりと大型となっており、二の腕も背筋もはち切れんばかりにパンッパン。その他、ソルジャーもスーパーフェニックスもゼブラも、おっさんなら涙腺崩壊レベルの完成度だ。
なお、このマスキュラーコレクションは受注販売されることが多いため、タイミングを逃すとオークションなどでビックリするほど高値になっていることが多々ある。30年以上経っても「欲しいもんは欲しい!」という人は、マメにサイトをチェックしてみよう。
参考リンク:CCP
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼さあ、ここから写真集だ! おっさんたちよ……泣いてもいいんやで?
▼スグル。こんなカッコいいスグルを見たことがありますか?
▼ソルジャーことアタル兄さん。6人の中ではたぶん1番人気。
▼兄弟でパチッとな。
▼スーパーフェニックス。
▼色遣いが最高。横にマンモスマンを並べるとヤバい。
▼ゼブラ。白黒と灰黒の2種類が発売されたが、筆者は灰黒をチョイス。
▼このふてぶてしい表情がいいのよ。
▼ビッグボディもいい。ムッキムキ。
▼肉の壁です。
▼背筋パねぇ!
▼個人的に一番好きなマリポーサ。
▼最高としか言えない。
▼やっぱり最高。ちなみにマリポーサとは、スペイン語で「蝶」という意味だぞ。
▼運命の5王子ではないが、前回の記事から増えた分をちょっとだけ紹介しよう。まずはテリーマン。
▼この筋肉の上に脂肪が付いてる感じがイイ。
▼ジェロニモ。
▼アパッチの雄叫び! ウララーーーー!!
▼ニュー・マシンガンズだ!
▼ザ・魔雲天(マウンテン)。
▼これもデカい!
▼こんなシーンも再現出来ちゃうのだ。
▼ハンパないカッコよさだから、おっさんたちはコツコツ集めてくれよな!