一昔前はバイキング、最近ではビュッフェと呼ばれる食べ放題。食いしん坊たちにとって“食べ放題” は一撃必殺のキラーワードだが、朝昼晩なら朝の食べ放題、つまり「朝食ビュッフェ」こそが最強であると断言する。
理由は簡単、同じ店でビュッフェを開催していても、朝が群を抜いて割安……つまりお得な場合がほとんどなのだ。そこでロケットニュース24では、日本全国の朝食ビュッフェを対象に、題して『朝食ビュッフェの達人』をお届けしたい。記念すべき第1回は高コスパと噂の「三井ガーデンホテル 汐留」である。
・価格は1620円
全国18カ所に点在する、三井ガーデンホテル。公式サイトにて「楽しみになる朝食」というコーナーを設けているほど、朝食ビュッフェに力を入れていることでも有名だ。今回訪れた汐留は宿泊客でなくても、6時半~10時(入店は9時半)まで、1人1620円で朝食ビュッフェが利用できるぞ。
入店すると、気取らない程度の高級感を保ちつつ、豪華なビュッフェがお出迎え。メニューは和洋を中心に幅広いラインナップである。まずは1周目、洋食を中心にチョイス。本格的なパスタやピザがあるのも嬉しいが、特筆すべきはビュッフェでは珍しいグリーンカレーだ。
・グリーンカレーがウマい
ご飯にかけるというより、そのままスープとしていただくグリーンカレーなのだが、これが抜群にウマい! ココナッツミルクでマイルドな口当たりを実現しているだけでなく、スッキリとした辛さが絶妙!! もちろん具材も豊富だから文句なしにオススメしたい一品である。
また、日本ではまだあまり馴染みの無い「エッグスラット」もウマかった。なめらかなマッシュポテトとミートソース、さらには半熟卵のコンビネーションは、朝とは思えないほどエレガント。一口食べれば、きっとセレブ気分になることだろう。
・和食もウマい
2周目の和食もなかなかの品揃え。主食だけでも、白米・おかゆ・うどんと3種類が用意されており、おかずも定番を手堅く抑えた印象の構成だ。和食の中で群を抜いていたのは、「自家製 豆乳豆腐」で口に含んだ瞬間、「大豆がイキイキしてますねぇ~」と感じるほど濃い旨味があった。
3周目のフリータイムでは、パンがウマいことを発見。ホテルブレッドとガーリックトーストは、専用のトースターで焼くと別次元のウマさになるから絶対に試すべき。また、コーヒーが持ち帰りOKなのはポイントが高い。
・隙の無いビュッフェ
トータルすると、ホテルビュッフェの中では比較的安価な1620円という価格なのに、これといった弱点の無い “王道型ビュッフェ” といえるだろう。店の雰囲気もお高くないので、朝食ビュッフェ初心者にもオススメだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 三井ガーデンホテル 汐留イタリア街
住所 東京都港区東新橋2-14-24
時間 06:30~10:00(入店は9時半まで)
休日 無休
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼三井ガーデンホテル 汐留。1620円で朝食ビュッフェが食べられるぞ。
▼ズラリと並ぶ料理たち。
▼まずグリーンカレーは絶対に食べるべき! 超ウマい。
▼オシャレな「エッグスラット」もウマかった。……初めて聞いたけど。
▼和食も手堅いウマさ。サンマの煮つけがいい。
▼でも和食では自家製 豆乳豆腐が群を抜いていた。
▼うどんやおかゆも。
▼パンではホテルブレッドとガーリックトーストが最高。絶対に焼いてから食べるべし。
▼デザートもソツなくまとまっていた。
▼お紅茶の種類も豊富。
▼コーヒー持ち帰りOKは高ポイント。
▼ありがたい!
▼隙のない王道型ビュッフェであった。1620円と手が出しやすい価格だからビギナーにもオススメだ。