甘いお菓子は美味しい。また単に美味しいだけではなく、日々の暮らしに “ホッ”と安らぎを与えてくれる、忙しい現代人には無くてはならない存在だ。
中でもチョコとクッキーは、いつでもどこでも手に入る、定番中の定番のおやつである。しかし今、ある異変が起きている。なんと、「チョコ」なのか「クッキー」なのか本気で判別不能なお菓子、その名も『とろけるチョコクッキー(税込108円)』がファミマで発売されているのだ……! チョコとクッキーの、カンペキに “中間” 。ハイブリッドで謎な奴を放っておけない!!
・多分クッキーだ
比較しやすいように、一般的なチョコとクッキーも用意した。まずは「クッキー」と比べてみる。形からいくと、『とろけるチョコクッキー』は、明らかにクッキーの形状に近い。表面の質感も、チョコのような光沢はなく、触ってみても “ツルツル” 、というよりは “ザラザラ” に近い。形も、触った感じも、まるでクッキー。分かったぞ。『とろけるチョコクッキー』は、「クッキー」だ!
・いや、チョコだ
おっと、断定するのはまだ早い。それでは次に、「チョコ」と比較してみよう。人と同じで、見た目だけで判断しちゃいけない、結局は中味が大事なのだ! ということで一口齧(かじ)ってみると、えっ! なんだ今の……!? 齧った時の感覚が、全然クッキーじゃない! “サクッ” というのがクッキーを齧った時の音だとしたら、今のは “ポキッ” に近い。
しかもその後、口の中でまろやかにとろけていくじゃないかぁぁああ! 若干の粉っぽさが口に残るものの、味はかなりチョコに近い。 なんだ、『とろけるチョコクッキー』は、「チョコ」だったのかいな~~ッ!!
・頼みの綱は「商品名称」
「形状・質感」はクッキーで、「食感・味」はチョコ寄りだ。例えるなら、頭の中でクッキーとチョコのシーソーの間で行ったり来たりを繰り返し、結局両者の中間に戻ってきてしまう状態だ。もはや自分では判断不可能……! ということで商品名称に頼ることにした。
商品名称の欄を見ると……「洋菓子」……
ようがし……
ヨウガシーーーーーー!! (完)
参考リンク:ファミリーマート とろけるチョコクッキー
Report:こやぎ
Photo:Rocketnews24
▼とろけるチョコクッキー チョコ味。こやつが一番判別不能。
▼とろけるチョコクッキー プリン味。プリンの香りが強力!
▼とろけるチョコクッキーの抹茶ミルク味。クリスマスパッケージがカワイイぞ!
▼とろけるチョコクッキー ストロベリー&ホワイトチョコ味。こちらもクリスマス仕様だ。
▼こんな風に並べるとオシャレ