突然だが、「ダブルネックギター」という楽器をご存知だろうか。その名の通り、ひとつのボディーに2本のネックが付いていて、上段のネックに12本、下段のネックには6本、合計18本の弦が張られているのが特徴のギターである。
今回は、そんな18本の弦やギターのボディを叩きまくりながら演奏するという、ハンパないテクニックを持ったギタリストを動画と共にご紹介したい。映像を見たら、その奏法から作り出されるサウンドに惹き込まれること間違い無しだ!
・ギタリストの名は「イアン イーサン(Ian Ethan)」
ご紹介するのは「イアン イーサン」さんという米ボストン在中のギタリストである。彼のテクニックから繰り出される音楽はとにかくリズミカル。というのも、「ハンマリング奏法」というものを多用して演奏しているからなのだ。
・ハンマリング奏法とは
ハンマリング奏法について簡単に説明すると、その名の通り指をハンマーのように弦に叩きつけ、その振動で音を鳴らすというもの。この奏法、単音ではよく使われるのだが、イアンさんの演奏のように和音となると特別な技術が必要となるため、プロのギタリストでもそう多くは使わないのである。
さらに、このイアンさんの凄いところはそれだけではない。リズム感もハンパないのだ。これだけ難しいテクニックを駆使して演奏しているにもかかわらず、全くリズムがぶれない。まさに正確無比という言葉がピッタリのギタリストなのである。
・テクニックだけじゃなくて曲も良い
実際に動画を見てみると、うわぁ……正確でマジですげええぇぇぇ。しかも、テクニックだけじゃなくて曲もめっちゃカッコE! と思わずリズミカルで美しいサウンドの虜になるゾ!!
このイアンさんの動画は、ギタリストのみならず一見の価値ありだ。イヤホンをしてじっくり聴きながら見ることをオススメする。