フランスは花の都・パリを象徴するシンボルといえば、シャン・ド・マルス公園の北西に位置するエッフェル塔。どこかしら高貴さを感じるたたずまいは、誰しもが見とれてしまうものがある。
その美しさを一目見ようと、世界中から多くの観光客が訪れるが、あろうことか素手で登ることを目的とした男がいた。それが今回ご紹介する動画「Climbing the Eiffel Tower | James Kingston: POV Adventures |」である。
・不法侵入でエッフェル塔を攻略
警備もいるのにどうやって素手で登るのか。そう思う人もいるだろうが、世界の高所に登り続けるジェームス・キングストンさんは大胆すぎる行動をとった。ズバリ、不法侵入だ。動画は、深夜のエッフェル塔へ忍び込むシーンからスタートする。
真っ暗な足元の中、鉄骨の上を登っていくジェームスさん。臨場感のある視点映像なので、彼が下を向くとドキリとさせられる。ただ、彼にとって高所は恐怖でないのだろう。慣れた感じでスイスイ進んでいく。
・映像から伝わってくる恐怖
鉄骨の上をヒョイヒョイ動き回る姿は、立ちくらみする感覚に襲われる。落ちるかも……なんて変な想像をすると、ますます手のひらに汗をかいてしまう光景だ。途中、エッフェル塔の内側に入ろうとするも断念し、外から登ろうと試みるジェームスさんだが、その頃にはすべてがどうでもよくなるほどの恐怖しか感じない。
・閲覧注意
朝方のパリの街は息を飲む美しさがあるものの、我に返れば死と隣り合わせの綱渡り状態なので改めて恐怖を感じるこの動画。高所が苦手な人は、心の準備をしてから閲覧するようにしよう。
参照元:YouTube / James Kingston
執筆:原田たかし