ロケットニュース24

【金額が不評?】定価で「二度と買わない」と思った箱クエ(500円)が近所で半額に値下げされていた! → 全部買い占めてしまうほど買うのが楽しくなった

2015年10月24日

箱クエ半額1_580px

ものには “適正価格” というものがある。それを上回ると、「ちょっと高いな……」と消費者の購買意欲は下がってしまうし、いざ開封してみて、値段と見合っていない商品をつかんでしまった場合は……「もう二度と買うまい」と心に誓う。

だが、そんな商品が “適正価格” に値下がりすると……! 購買意欲が激変するだけでなく、定価では気づかなかった “商品本来の良さ” を実感できたりもするのである。いや、したのである!!

・半額になっていたので

そう実感させたのは、先日「いくらなんでも足元みてる(笑)」と筆者が苦笑いした商品、『箱クエ(税込500円)』。この箱クエ、外箱のデザインこそ可愛くて目を引く商品なのだが……開けるとガッカリ。

ほとんど梱包材なあげく、アイテムも缶バッジやチャームストラップなど、値段の割にショボいという印象を拭えない商品なのだ。そんな箱クエが、近所のセブンイレブンにて半額の250円(税込)で売られていた……! なお、どこの店舗でも『箱クエ』が250円で販売されているわけではない。あくまでも私の近所のコンビニでの話だ。

「半額なら……」。一度は「もう二度と買わない」と思った りぼん箱クエを、私は1000円分(4箱)、要するに前回と同じ金額分購入した、というわけなのだが──。

・開封の楽しさが全然ちがう

早速帰宅し、開封の儀。すると……!? 箱を開けるワクワク感から、開けた瞬間の「うわーーーーーーーー!!」という喜びが、明らかに前回のそれと異なることに気づいた。1箱開けては、「次は? 次は何が出るの!?」とドキドキ。

おおーっ! やたッ!! やったーぞーーーオイ!! 」、「よーしよしよし……」など、とにかく興奮度合いがハンパない。あっという間に4箱開封し終えてしまった私は、「もっと欲しい……」という衝動を抑えきれずにいた。そして……!

・追いクエ

追加購入、通称 “追いクエ” してしまった。6個の箱クエを “追いクエ” し、引き続き一心不乱に開封。定価500円で購入した際は「ふ〜ん……」としか思わなかった商品の一つ一つに、「カワイッ!」と、異様に興奮する私。

結局、私はその後さらに “追いクエ” を繰り返し、ついには店頭に並んでいた『りぼん箱クエ 90年代編』全てを買い占めてしまっていた。これは私の人格的な欠陥も含まれた極端な結果かもしれないが、少なくとも定価500円で購入するのと、半額の250円で購入するのとでは ありえないほどに満足度が違ったのは間違いない。

・半額になっただけで8倍購入

私が購入したのは、トータルで16個。定価の500円であれば2個しか買わなかったものを、半額になった途端に8倍も購入してしまったということは、単純に驚きである。こういった心理的作用を理解し、うまく活用することが、販売戦略というものなのだなァと実感する貴重な経験(無駄遣い)だった。

・半額になって気づいた『箱クエ』の醍醐味

こうして私は半額になってようやく、「ドキドキワクワクがたまらない」、「中身が可愛い!」、「大当たりでるかな?」といった『箱クエ』の本来の魅力に気づき、心底その醍醐味を実感したというわけだ。ちなみに、16個中 1個に「大当たり」が入っていた時は飛び上がって喜んだ。これが『箱クエ』……!!

『箱クエ』は、例えば振って音を確かめたり、重さの違いで中身を推し量るという技は一切通用しない。手に取るだけでは中身の違いはほとんどわからないように、梱包が工夫されているのだ。

そして、中身の種類が豊富ということもあり、よほどのことではダブらない。現に私は前回と合わせて18個の箱クエを購入したが、何一つとしてダブりはしなかった。そういった意味では良心的な商品だ。

──250円。これが『箱クエ』の魅力を満喫できる適正価格だと私は考える。大人の事情とか色々あるとは思いますが……。メーカーさん! 是非ご検討ください!!

参考リンク:箱クエ
執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

▼500円だった箱クエが……

▼半額の250円に……!

▼とりあえず1000円分(4個)買った。

▼開ける。

▼ん……! 可愛い!

▼定価のときよりなんか楽しい!!

▼このワクワク、もっと欲しい……。

▼6個も買い足しちゃた。2つは『80年代編』。

▼楽しくなってきちゃって……

▼『90年代編』を買い占めてしまった……。

▼結局こんなに買っちゃった。

▼ゴミがすごい。

▼シリカゲルもたくさん……。

▼『80年代編』の中身はこんな感じ。

▼買いまくった『90年代編』の中身はこんな感じ。

▼前回のと合わせると18個。

▼正気の沙汰ではない。

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