【調査結果】日本男性が好きなアジア民族衣装はチャイナ服……じゃなくて「アオザイ」！ ベトナムの最強衣装 “アオザイ” と判明

セクシーな民族衣装と言えば「チャイナドレス」が王道であろう。体に吸い付くようにピッタリしたチャイナドレスは、女性のボディラインをクッキリと主張し、その魅力を最大限に引き出してくれる衣装だ。

……いや、確かにそれも事実なのだが!!　ある調査によると、いま男性の人気を集めている民族衣装はチャイナドレスではないという。人気No.1は「アオザイ」！　もう一度言う、セクシーさとキュートさを兼ね備えたベトナムの最強衣装「アオザイ」である！

・男性にダントツ人気の「アオザイ」

これは、旅行サイト「DeNAトラベル」が行った調査によるものだ。男性790名に「アジア各国（日本を除く）の民族衣装の中で女性に最も着てほしいのはどれですか？」という質問をしたところ、ベトナムの「アオザイ」が得票50％超とブッチギリの1位!!　チャイナドレスは、得票17％と大差をつけられての2位となった。

アオザイが1位になった理由は「美しいから」が最多。2番目が「品格があるから」で、次いで「かわいいから」だという。……ウム!!　まさにその通りである！

・「アオザイ」は奥ゆかしさがいいですね

アオザイの魅力は、以前の記事でコッテリとお伝えしたが、アオザイとは元々、いわゆるチャイナドレスの起源である中国満州族の民族「チーパオ」が起源だと言われている。上半身には、腰までの大胆なスリットが入っており、ロングのチャイナドレスそっくりだ。

だがチャイナとの違いは、やはり「クワン」と呼ばれるゆったりしたズボンを履いているところである。ピッタリした上半身に加え、「クワン」の存在が何とも言えぬ奥ゆかしさと品格を醸して実に良い。

ロングスリットのアオザイは、風を受けると虹にようにたなびいて美しい。アオザイ、ひらり。横腹、ちらり。そんなアオザイの良さは、一部で熱く熱く支持されていたが、ついに時代が追いついてきたようだ。

・現地では女子学生の制服にも / 白地というのがいいですね

日本人男性をも魅了するアオザイは、ベトナムでは正装としても用いられるそう。現地では、上下白地のものが女子学生の制服としても着用されている。純白のアオザイと乙女の組み合わせの破壊力は凄まじく、白アオザイでの登下校の様子は、一種の名物と言っても過言ではないだろう。

・日本女性にも人気

さて、多くの日本人男性が女性にアオザイを着てほしいと思っているというが、女性の方はどうなのだろう？

今回の調査では、女性に対し「アジア各国（日本を除く）の民族衣装の中で最も着てみたいのはどれですか？」というアンケートも行われている。その結果、1位は同じく「アオザイ」!!

男性のブッチギリ人気とは異なり、2位の「インドのサリー」とは僅差ではあったものの、やはりアオザイが1位であった。可愛さと艶っぽさを兼ね備えている割には、肌の露出は少ないので着る側も抵抗がないのかもしれない。

また、同調査では旅行先で民族衣装を着たいと思っている女性もかなり多いようなので、勧めてみたら案外着てくれるかもしれないぞ！

参照元：DeNAトラベル
執筆：沢井メグ
Photo：Wikimedia Commons