ロケットニュース24

長友選手がミラノのレストランで「日本語メニューの間違い」を自ら訂正! その料理を実際に食べたら大人の味だった

2015年9月16日

海外でレストランに入ると、まれに日本語のメニューが用意されていることがある。日本人にとっては有り難いサービスだが、必ずしも全ての日本語メニューが、日本人にとって読みやすいわけではない。

中には「う〜ん」と意味を考え込んでしまう日本語メニューもある。そしてそんなアバウトな日本語を、訪れた日本人旅行者が書き換え、正しい表記に修正しているケースも珍しくない。

私事で大変恐縮だが、筆者(私)が先日イタリア・ミラノを訪れたときもそうだった。レストランに日本語のメニューが用意されていたのだが、どうやら間違いがあったようで、先に来た日本人が訂正している。それが誰だったのかと言うと……なんと、長友さん! インテルの長友選手が日本語のメニューを書き換えてるやん!!

そのレストラン「New Art Cafe」は、長友選手お気に入りのレストランとして有名な場所。店内には長友選手のサイン入りユニフォームや、お店で撮ったと思しき写真などが飾られている。

——と、ここまでは、有名スポーツ選手行きつけのレストランとしては、さほど珍しくない。しかし、さすがに日本語メニューの訂正まで本人がしているのは、レアケースだろう。

・いかすみ → からすみ

ちなみに、長友選手は、元々 “いかすみ” と書き間違えられていた部分を、“からすみ” と修正。確かに、この2つの言葉は紛らわしい。日本語に馴染みがない人なら、間違えるのも無理はないような気がする。

さて、 “からすみ” と訂正された『からすみと手長海老の尻尾のスパゲティ』は、実は長友選手がよく頼むメニューなのだかとか。こりゃ食べるしかないでしょ! ……というわけで、そのスパゲティを実際にオーダーしてみた。

・食べてみると……

しばらくして、運ばれてきた『からすみと手長海老の尻尾のスパゲティ』。見た目は、海老と一緒に炒めたパスタの上にカラスミのパウダーがかかっているだけ。

口に入れると……軽〜〜〜〜くニンニクの風味が感じられるものの、やはり味のベースはほぼカラスミ。珍味と言われるカラスミなだけあって、ニガウマな大人のパスタだ。美味しいことは美味しいのだが、「子供受けはしないかも」という印象も。カラスミなのだから、仕方がないと言えば仕方がないが……。

というワケで、ミラノにある「New Art Cafe」は、長友選手のファンならば間違いなく楽しめる場所。ただし、長友選手お気に入りの『からすみと手長海老の尻尾のスパゲティ』は先述の通り “大人の味” なので、子供を連れて行く場合は、他のパスタも注文した方がいいぞ!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 New Art Cafe
住所 Via Brera, 23, 20121 Milan, Italy

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらが「New Art Cafe」。有名なブレラ美術館のすぐ近く

▼店内には長友選手のユニフォームや写真などが飾られている

▼訂正部分の横には長友選手のサイン!

▼大人の味だった『からすみと手長海老の尻尾のスパゲティ』。価格は18ユーロ(約2400円)

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