携帯電話は極薄に、パソコンはノートサイズに、本は電子書籍に……超特急でコンパクト化が進む現代社会。だがしかし、まだコンパクト化されていないものがあった……。そこかー! そこまだ大きかったかー!? というものが小さく便利になったぞッ!!
今回コンパクト化に成功したのは、なんとチャイルドシート! 商品名はマイフォールド(mifold)だ。半分どころか10分の1の大きさまで小さくなったというから、これはアメージングである。今後、子供のいる家庭の必需品になるかも!
・逆転の発想
コンパクト化の仕組みは単純明快だ。従来のチャイルドシートは「大人と同じ高さまで座高を上げてベルト締めていた」が、『マイフォールド』は「子供が座る高さでベルトを締められるようにした」というもの。たったこれだけだが、まさに逆転の発想である。
いまいちピンと来ない人は、動画を見てその小ささを確認してほしい。かなりコンパクトだから車のダッシュボードはもちろん、バックの中にだって余裕で入ってしまうか。……というか、ちょっと大きな財布サイズである。もし子供が複数人でも、これなら置き場所に困ることはないだろう。
・水で丸洗い出来て安全性もバッチリ
親御さんならお分かりだろうが、チャイルドシートは子供が使うものなので、どうしても汚れがちになる。ところがどっこい『マイフォールド』なら汚れても大丈夫。なんと水で丸洗い出来るというのだ。なんなら食器洗浄機でもOKだぞ!
コンパクトなだけではなく、耐久性の高いプラスチックポリマーと航空機用のアルミ素材を使用し、安全性も従来の製品と変わらない。近未来型チャイルドシート『マイフォールド』の詳細については、日本語の字幕付きの動画を確認してほしい。
発売時期や価格に関しては不明だが、海外で販売されることは間違いないようだ。近い将来、チャイルドシートはこのサイズが当たり前になるのかもしれない。