2015年9月18日からラグビーW杯がいよいよ開幕する。イングランドで開催されるため、今から寝不足が心配されるところだが、4年に一度の栄冠を懸けた戦いはぜひとも見ておきたいところだ。
そこで今回は、より楽しむためにも、プールBに入った日本と初戦を戦う南アフリカ・通称「スプリングボックス」のもっとも警戒すべきジャン・デヴィリアーズ選手をご紹介しよう。動画「Jean de Villiers Highlights – Springboks 2013 HD」では、緑ユニフォームの “12番” に注目していただきたい。
・南アフリカは強いのか
ラグビーに詳しくなければ、「南アフリカって強いの?」と思う人もいるかもしれない。中にはラグビーが盛んな地域というイメージが沸かない人だっていることだろう。が、とんでもなく強いのが南アフリカである。
現在、世界ランキングは5位(日本は14位)。世界最強のオールブラックスことニュージーランド代表と五分の戦いを繰り広げるほどの強さで、過去7回行われた大会のうち2度の優勝を果たしている強豪だ。
・チームの精神的支柱
そしてそんなチームを統率するのが、主将のCTBジャン・デヴィリアーズ。動画をご覧いただけたらわかるが、鋼のような肉体から繰り出される突進は世界有数レベルで、映像からその迫力が伝わってくるぞ。
走るコース取りもラグビーを知り尽くしているクレバーさがキラリと光る。ラグビーの合言葉である「ONE FOR ALL、ALL FOR ONE」を体現したような味方への素早いフォロー、ディフェンス面でもハードなタックルでピンチの芽を摘み取り、チームに貢献する選手だ。
・ヤバい選手がゴロゴロいる南アフリカ
おそらく動画を見終わる頃には、南アフリカにヤバい選手&主将がいることがわかるはず。また、彼以外には、副将を務めるLOヴィクター・マットフィールド選手、超快足&ハードタックラーのWTBブライアン・ハバナ選手らも警戒したい。
・初戦で強豪撃破がベスト
どのスポーツにおいても言えることだが、世界大会でのグループステージは初戦が大事。順当にいけば、プールBは南アフリカが1位通過すると見られているが、日本代表には優勝候補の一角を崩す戦いを期待したいところだ。